【レポート】水素で走るトヨタ「MIRAI(ミライ)」、政府や企業から200台を受注
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トヨタが2010から2012年にかけて500台のレクサス「LFA」を生産した豊田市の元町工場を、自動車業界情報サイト『Automotive News』は"秘密工場"と呼んだ。2012年12月にLFA最後の1台が完成してから使われていなかったこの生産ラインで、今月末から水素を燃料にして発生した電気により走行する燃料電池自動車「MIRAI(ミライ)」の生産が開始される。

『Automotive News』によると、当面は水素燃料電池を搭載したクルマを大量生産する予定はないため、細部にまで神経が行き届くようにLFAを製造していた熟練の職人たちによって1台1台、手作業で組み立てられるという。ちなみに、その職人たちはLFAの生産が終了した後、自転車の製造等に従事していたそうだ(日本版編集者注:自転車と言っても、LFAと同じカーボンフレームの高級ロードバイクですが)。

トヨタの発表によれば、2017年末までに米国で販売するMIRAIはたったの3,000台(日本での納車が先行するので、同車が米国に到着するのは2015年後半以降から)。同車はすでに200台の受注があるが、2016年に予定されている生産台数は700台だけなので、トヨタ曰く納車は遅くなるという。トヨタ代表取締役副社長、前川眞基氏によると「200台の受注先は、主に政府や企業」だそうだ。

MIRAIの生産は、しばらくはそのままLFAの工場で行われることだろう。トヨタのある関係役員は、たとえ年に2,000台のMIRAIを生産するとしても、1日あたりの製造台数は10台に留めると語っている。週末を返上してでも生産するということにはならないようだ。




By Sebastian Blanco
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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