【レポート】日産志賀副会長「当面は水素燃料電池車の開発を急がず、電気自動車に注力」
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日産「リーフ」は速さを追求したようなクルマではない。しかし、日産の副会長である志賀俊之氏は、日産の将来を担う先進パワートレインを開発していくという戦略の中では、当面この電気自動車(EV)が燃料電池自動車の先を行くと考えているようだ。

『The Japan Times』によると、志賀氏は先日シンガポールで、日産が量産水素燃料電池車(FCV)の開発に現時点ではあまり重点を置いていない旨を明かしたという。FCVと言えば、トヨタホンダヒュンダイをはじめとする自動車メーカーが、ゼロエミッションと従来型のクルマに引けを取らない航続距離を両立できる究極の先進パワートレインとして、競うように市販化を進めているところである。もちろん日産も静観しているわけではなく、2013年初めにはダイムラー(メルセデス・ベンツの親会社)およびフォードと、FCVのパワートレインを共同開発することに合意している。それでも、燃料の水素を補給する水素ステーションの建設に莫大なコストがかかること等が妨げとなり、FCVがすぐには普及しないと思われるため、日産は当面はEVに取り組むことになったと志賀氏は説明している。

日産は電気自動車のリーフを約40カ国で販売しており、同車は世界で最もよく売れているEVとなっている。リーフにとって最大の市場となっている米国での今年の販売台数は10月までで2万4,411台に達し、前年比で35%増加している。


By Danny King
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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