【レポート】サイオン幹部が、「トヨタ 86」のオープンやターボ・バージョンの噂を否定
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トヨタが北米向けに展開するブランド、サイオンの「FR-S」は、日本ではトヨタ「86」、欧州などではトヨタ「GT86」、そしてスバルから「BRZ」という名前で兄弟車が販売されている。このトヨタとスバルが共開発したスポーツカーは2年ほど前に発売されて以来、さらに魅力的な派生モデルが計画されているのではないかという噂が絶えなかった。しかし残念ながら、少なくともサイオンに関しては、その噂は希望的観測に過ぎなかったようだ。

サイオン・ブランドのバイスプレジデントであるダグ・マーサ氏は、先週開幕したLAオートショー 2014の会場で、FR-Sのロードスターが誕生する見込みは完全になくなったと自動車メディア『WardsAuto』の記者に語ったという。サイオン側としては親会社であるトヨタに対し、そのような派生モデルを作るように働き掛けていたのだが、米国以外に有望な市場が見つからないことを理由にきっぱり断られてしまったそうだ。

マーサ氏は、「(私たちが提出した企画は)かなりアグレッシブなものだったが、この派生モデルによる売り上げがそれほど見込めないという点で、トヨタは『これ以上推し進めるつもりはない』という答えを出した」と話し、「最も落胆したのは私たちだ」と加えた。さらには、ブログサイト(我々のことだ)が期待しているFR-Sのターボバージョンについても、「そのような計画はない」と否定している。

どちらの派生モデルも、サイオンとトヨタによるこのスポーツカーの販売台数(米国市場では発売後2年で予想どおりに落ちてきている)を押し上げる可能性もあったと思われるが、確かにその開発、生産設備、マーケティングのコストには見合わない投資となったかも知れない。もちろん、マーサ氏の発言はトヨタについての話だが、パートナーなしではコストが跳ね上がることを考えると、スバルが独力でBRZの派生モデルを開発するとも想像しにくい。とにかく残念だ。


By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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