【ビデオ】キャデラックが最高出力600hpのGT3用新型マシン「ATS-V.R」を発表
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ゼネラルモーターズ(GM)の高級車ブランドであるキャデラックが、来季のレーシングカーとして「CTS」に代わり「ATSクーペ」をベースとした新たなマシンを開発中という噂を以前からお伝えしているが、ついにその新型の全貌が明らかとなった。しかも、このマシンはFIA GT3規定に沿って開発されており、世界各地で開催されるGT3クラスを対象した30シリーズ以上のレースに出場できることから、今後はベントレーマクラーレンアウディなどと世界のサーキットで戦う可能性もある。

キャデラックの「ATS-V.R」と名付けられた新型GT3マシンの心臓部は、3.6リッターV6ツインターボ「LF4.R」エンジン。ベースとなっているのは市販車の「ATS-V」や「CTS Vスポーツ」に搭載されているエンジンだが、大容量ターボチャージャーや大型インタークーラー、サイドエキゾーストを装備するなど様々な改造が施され、出力制限なしなら最高出力600hp、最大トルク71.9kgmを発揮するとキャデラックはいう。

ATS-V.Rのボディには、カーボンファイバー製のフロントスプリッターや、いざというときにはピクニックテーブルの代わりにもなりそうな大きなリアウイングなど、アグレッシブなエアロパーツが装着されている。装備を含めた乾燥重量は約1,300kgで、公道仕様のATS-Vクーペよりも約300kgほど軽い。

キャデラックのスポークスマン、ブライアン・コーベット氏はAutoblogの取材に、ATS-V.Rで来季のピレリ・ワールド・チャレンジに参戦すると話した。ただ、同社のヨハン・ダ・ネイシン社長はプレスリリースで、「この新型GT3マシンを開発したように、Vシリーズをより高め、拡大していくことは、キャデラックが成長するための理に適った次の一歩といえる。それにより、我々は世界的な規模で行われているレースに挑戦することが出来るようになるだろう」としていることから、現時点では国際的なレースへの参戦についてはまだ検討中のようだ。

ATS-V.Rは、ATS-VクーペやATS-Vセダンと共にLAオートショーでのデビューを予定している。それまでは、ビデオでその姿をチェックしてみよう。詳細を知りたい方はプレスリリース(英語)もどうぞ。




By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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