【ビデオ】イタチの様子をアウディが撮影 日本では思いもつかないその理由とは?
アウディのエンジニアたちは、コンクリートのガレージに置かれた「A3カブリオレ」にいくつもの小型カメラを設置して映像を撮影した。何のためにそんな映像を撮影したのか? その目的は、イタチなどの小動物がクルマに対してどのような被害を及ぼす行動をとるのか、それを観察するためだという。

アウディはこの試みのため、独TV番組で有名なアニマルトレーナーのヴァルター・シムベック氏を採用し、複数の高解像度カメラをA3に設置した。そう、これは極めて真面目な取り組みなのである。

映像の主旨について、米アウディのシニアプロダクトマネージャーであるマルク・ダンケ氏が、米Autoblog記者に分かりやすく説明してくれた。

ヨーロッパでは、駐停車中のクルマのエンジンルームに、イタチなどの小動物が入り込み、ブレーキやパワーステアリングなどの配線、ホースを噛み切ってしまう問題が頻繁に起きているという。独アウディの品質管理は、エンジンルームのどこからイタチが入り込み、どの配線を噛むのかを観察。この映像を参考にし、イタチが噛みたがらなかった素材を用いて製作したパーツを試していくそうだ。

自動車などの機械に一見不可解な故障が起きると、欧米では「グレムリン(小悪魔)のしわざ」なんてことを言ったりするが、これは案外、本当にその通りなのかも知れない。

クルマは普段、私たちが目にする商品の中で、他に類を見ないほど複雑な構造をしている。しかも、その信頼性に対する消費者の期待度は非常に高い。起こりうるすべての事態や危険への対策は自動車メーカーに委ねられており、イタチもその例外ではないのだ。




By Chris Paukert
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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