【レポート】なぜ? NASCARで乱闘したドライバーではなくクルーが処分(ビデオ付)
11月2日にテキサス・モーター・スピードウェイで開催されたNASCAR スプリントカップのシリーズ第34戦「AAA テキサス 500」のレース終了後、ブラッド・ケゼロウスキー(フォード・フュージョン)とジェフ・ゴードン(シボレーSS)との間に起きた乱闘について、NASCARがなんとも奇妙な処罰を決定した。

レース終盤のリスタート時、3番手のケゼロウスキーが2番手のゴードンをオーバーテイクする際に軽く接触。これによりゴードンのマシンのタイヤがパンクし、最終的に29番手に終わったことから、ゴードンが激怒。レース終了後、ピットレーンに入ってきたゴードンはケゼロウスキーのマシンの真横に停車し、マシンを降りた。米自動車雑誌『カー・アンド・ドライバー』によれば、接触をめぐって2人の口論が激化する気配を見せた瞬間、シボレーSSのドライバーであるケビン・ハービックが、背後からケゼロウスキーをゴードンのほうへ押しやったことで、つかみ合いの大乱闘へとなだれ込んでいったという。

しかし、コース上の出来事が原因で生じた騒動にもかかわらず、NASCARが処罰を下したのはドライバーではなかった。ドライバーに代わり、ゴードンが所属するヘンドリック・モータースポーツのクルー計3人に対して罰金2万5,000ドル(約290万円)と6レースの出場停止、その他1人のクルーに対して罰金1万ドル(約115万円)と3レースの出場停止が言い渡された。さらにゴードンのマシンのチーフを務めるアラン・グスタフソンと、同じくヘンドリックのドライバー、ケイシー・ケインのチーフであるケニー・フランシスに、それぞれ罰金5万ドル(約580万円)と6レースの出場停止仮処分が科せられた、と同誌は伝えている。

明らかに乱闘に関わったドライバーに対して、処分がなかったことは少なからず理解に苦しむ。取っ組み合いによって顔に傷を負ったケゼロウスキーとゴードンのインタビューをビデオでチェックして、NASCARの下した処分が妥当なのか考えてみてほしい。





By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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