先日ご紹介した通り、11月4日から7日までアメリカ・ラスベガスで開催されているSEMAショーサイオントヨタがアメリカで展開するブランド)ブースに、日本では「トヨタ 86」の名前で販売されているスポーツカー「サイオン FR-S」のタルガトップ仕様が出展された。現地から届いた写真とともに改めてご紹介しよう。

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トヨタ 86ことサイオン FR-Sのルーフを切り離し、タルガトップと呼ばれるオープントップにカスタムされたこの車両は、カリフォルニア州シミバレーのカスタム・ショップ、Cartel Customsのオーナーである著名なファブリケーターのジェレミー・ルッコフスキー氏が手掛けたもの。前後フェンダーがワイドに拡幅されたボディは、「アズーロ・カリフォルニア・ブルー」と名付けられた鮮やかな水色でペイントされ、フロントのウィンドウ・フレームや脱着式ルーフ、そしてリア・ウィンドウに取り付けられたルーバーはブラックで塗り分けられている。前後バンパーも変更され、フロント・グリルはメッシュ張り、ボディ後端にはトランクリッド一体型スポイラーを装備し、その下からセンター・マウントに改められた台形型エキゾースト・テールパイプが覗く。

KW製コイルオーバー・サスペンションを組み込み、車高はもちろんローダウン。凝ったデザインの特製鍛造ホイールは、86のボディには大きく見えるが19インチだそうだ。その内側にニッケル・メッキされたウィルウッド製の大型ブレーキ・キャリパーが見える。ボンネットの下に収まる水平対向4気筒エンジンには、日本でもお馴染み、 GReddyのターボキットが装着されているという。



製作したルッコフスキー氏は、「これで7年続けて、サイオンと一緒にデザイン・コンセプトを作り上げ、SEMAショーに出展できたことを誇りに思う。SEMAで我々はこれまで二度、ファン投票によるマザーズ・デザイン・アワードを受賞した。今回のFR-Sも同じように高評価が得られると思う。かなり自信があるよ」と語っている。



Cartel Customsでは、これまでにも何度かショーのためにFR-Sのルーフを切り取ったカスタムカーを作り上げているので、タルガトップ・バージョンのトヨタ 86をメーカーが開発していると考えるのは、残念ながら早計と言えるだろう。とはいえ、トヨタが各地のモーターショーで展示して来たコンバーティブルがなかなか市販化に漕ぎ着けない状況にある中、ひょっとしたらSEMAショーの反響次第では、より安価に実現できそうなこのアイディアをトヨタが"正式採用"する可能性もありそうだ。ちなみに70~80年代のスポーツカーを思い出させるリア・ウィンドウのルーバーは、まるでタルガトップに合わせて設えたように見えるが、実はすでにTRDから製品化されているもの。今年の東京オートサロンに展示されていた車両にも同じものが装着されていた。ついでにそちらも合わせて、ぜひギャラリーにご用意した写真をご覧いただければ。


By Hirokazu Kusakabe

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