ルーマニアのフォルツァ・ロッサが2016年からF1に参戦へ
経営破綻に追い込まれた2つの弱小チームによって、ちょっとした危機を迎えたF1だったが、登場した2つの新チームが穴を埋める形となって明るい兆しが見え始めている。そのうちの1チームが、ルーマニアのフォルツァ・ロッサだ。この数カ月の間は特に情報が入って来ていなかったが、英F1情報サイト『Pitpass』が報じた最新レポートによると、背景に複雑な事情を残したままとはいえ、計画は順調に進んでいるとのことだ。

同チームには複数のルーマニア関係者の後ろ盾がある。レース戦略家として名高いコリン・コレス氏(ケータハムの買収にも関わっていた)や、同国の元厚生大臣でルーマニアのフェラーリ輸入業者でもあるイオン・バザック氏(上の画像右側。左にいるのはF1ドライバーのジャンカルロ・フィジケラ選手)だ。同氏とフェラーリの関係から、フォルツァ・ロッサは、ハースF1チーム(アメリカのチームで世界的工業機器メーカーとNASCARチームのオーナー、ジーン・ハースによって設立された)と同じようにフェラーリと強い関係があるのではないかと推測されている。

そしてもう一人が、元サッカー選手のコンスタンティン・コジョカール氏だ。彼はケータハムF1チームのマシンを設計・製造していたケータハム・スポーツ・リミテッドを買収した人物だったことが判明している。計画では、同社はケータハムとフォルツァ・ロッサの両チームにシャシーとコンポーネントを供給するはずだったが、支払いに問題を抱え経営が立ち行かなくなり、破綻したという。

ケータハムの経営破綻は、FIAが既にエントリーを承認することを決定しているとはいえ、フォルツァ・ロッサにとってはチームとマニュファクチャラーを低い金額で手に入れ、旧チームの基盤の上に新たなチームを設立する絶好のチャンスとなったようだ。

ただし、出走台数が22台から18台となっても、フォルツァ・ロッサがF1に参戦できるのは早くて2016年シーズンからとなるだろう。FIA、F1マネージメントそして各チームの協定により、減ったマシン台数を埋めるために、トップチームに3台目のマシンを走らせるよう要請しているからだ。これらのチームは先日行われたアメリカGPまでに準備することができなかったが、来季には用意することができるだろう。そうなると、来季のチームが決まっていないフェルナンド・アロンソが、セバスチャン・ベッテルキミ・ライコネンと並んでフェラーリから参戦する可能性も出てくる。となれば、3人で合計7回というF1世界チャンピオンが揃った最強のチームが誕生することになる。


By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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