「トヨタFCV」(燃料電池車)のラリー仕様車が日本ラリー選手権でお披露目
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20年前、世界ラリー選手権を席巻したのはトヨタの「セリカ GT-Four」だった。そして先週末、トヨタは全く異なるタイプのクルマを日本ラリー選手権で披露し、注目を集めた。そのクルマとは、現在も開発中の燃料電池車「トヨタFCV」のプロトタイプである。

トヨタFCVが登場したのは、10月31日~11月2日に開催されていたJAF全日本ラリー選手権の第9戦、新城ラリー(愛知県)。豊田社長自らが運転し、「ゼロカー」としての役目を果たした。ラリーで使われる「ゼロカー」というのは、サーキット・レースでいうペースカーやセーフティーカーのような役割を担う車両のことで、競技車両が出走する前にコースを走り安全を確認する。水素を動力源とし、走行中に二酸化炭素を排出しないFCVは、環境の面から考えてもゼロ(エミッション)カーと呼べるだけに、まさにうってつけの役割だ(日本版編集者注:実際には、ゼロカーよりさらに前に走行する「00カー」として走りました)。

競技に参戦するわけではないので、FCVに大掛かりな改造を施す必要はなかったようだ。外観では軽快な水色のストライプをペイントし、マッドフラップとアンダーガードを装着したくらいだろう。車内には競技用バケットシートとハーネス、ロールケージ、無線機などの装備を施し、さらにラリー・コースに合わせてチューニングしたサスペンションによって最低地上高が引き上げられている。

トヨタが究極のエコカーと呼ぶこのFCV、日本での販売開始は2015年春、欧米では2015年夏頃になる予定だ。詳細についてはプレスリリース(英語)をどうぞ。


By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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