【レポート】ポルシェがプーチン大統領の新型リムジンにV12エンジンを提供?
ポルシェといえば、素晴らしいスポーツカー、そして今やスポーツカー以上に販売台数が伸びているSUVを作り出すメーカーとして知られている。だが、その子会社で開発部門のポルシェ・エンジニアリングは、大金を積めばポルシェ以外の仕事も引き受けてくれるようだ。これまでにも同社は、ハーレーダビッドソンメルセデス・ベンツ、そしてグループ会社のアウディと共同開発などを行ってきたが、もし噂が本当なら、今度のパートナーは、なんとロシア政府だという。

ロシアの自動車情報サイト『Wroom.ru』によれば、"Project Cortege"の名で進められているウラジミール・プーチン大統領専用リムジンの製造計画の中で、ポルシェ・エンジニアリングがエンジンの開発を手がけているという。開発中のエンジンは排気量が6.0リッターから6.6リッターのターボチャージャー付きV型12気筒で、最高出力800hpほどを発揮すると見られている。このエンジンが完成すれば、すでに報じられている通り、ソ連時代からバスやトラックなどを生産してきたZMZ社がロシア製のパーツを使って製造することになる。

ちなみに『Wroom.ru』によると、リムジンの完成予定は2017年で、同時にプーチン大統領の壮大な計画、"Motorcade Project"が開始されるという。この計画は、リムジンと同じプラットフォームを使用して、政府専用のSUVやミニバス、セダンなどの開発を行うというもので、全車両のエンジンは縦置き、駆動方式は全輪駆動になるそうだ。

実は、ポルシェが"Project Cortege"に参加することはすでにメディアの間では周知の事実だった。というのも、以前ご紹介した新型リムジンのモック画像がロシアのメディアによって伝えられた際に、すでにポルシェがエンジン開発を行う可能性があると報じられていたからだ。そのときの記事では、ロシア政府は同プロジェクトに1億5,000万ドル(約162億円)から4億ドル(約432億円)の資金を投入するとしている。

ロシア国内では、大統領用新型リムジンの開発は実は数年前から行われており、ZiLというメーカーが「ZiL-4112P」という新型車を完成させたものの、プーチン大統領がそのデザインに不満を抱いたため、新たに作り直すことになったと言われている。果たして、ポルシェ製エンジンは大統領のお気に召すだろうか...?


By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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