『イージー・ライダー』の最後のハーレーが2輪史上最高額となる1億4500万円で落札
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先日、当ブログでもお伝えした、1969年公開の米映画『イージー・ライダー』で使用されたハーレーダビッドソンのオークションが10月18日に行われ、オートバイとしては過去最高落札額となる135万ドル(約1億4,500万円)で落札された。

米クラシックカー情報サイト「Hemmings」によると、「キャプテン・アメリカ号」として知られるこのカスタムバイクは、オークションを主催する「プロファイルズ・イン・ヒストリー(Profiles in History)」の予想落札価格120万ドル(約1億3,000万円)を大幅に超え、手数料を加えると160万ドル(約1億7,200万円)を上回る値を付けた。ところが、オークションの直前に、バイクが偽物かもしれないという疑惑が浮上したという。

このキャプテン・アメリカ号の魅力の一つは、映画のために用意されたバイクのうち、現存する最後の1台とされていることだろう。撮影には、ピーター・フォンダとデニス・ホッパー用に、それぞれ2台ずつ計4台のハーレーが用意されていたそうだが、そのうち3台は映画の公開前に盗まれたといわれており、残る1台は映画のラストシーンで大破した。この大破した1台を撮影終了後に譲り受けたのが、当時バイクのメンテナンスを担当し、後に映画『グリズリー・アダムス物語』の主演を務めるダン・ハガティ氏だった。彼は壊れたバイクを修復し、数年後に売却。このバイクは最終的に記念品収集家のマイケル・アイゼンバーグ氏の手に渡り、彼がこのオークションに出品した。

米『ロサンゼルス・タイムズ』紙の最近記事によると、実はハガティ氏は1996年に別のキャプテン・アメリカ号を売却しており、そちらに"撮影に使用された本物"というお墨付きを与えていたため、この問題が起こったようだ。つまり、96年に売られたバイクは、1億4,500万円で落札された今回のバイクとは別物ということになる。ハガティ氏は同紙の取材に対し、96年に売却したバイクのお墨付きは「間違い」であり、今回出品されたキャプテン・アメリカ号こそが「本物だ」と語っている。

同紙はこの問題を解明するため、さらにフォンダ氏に取材。彼は当初、オークションにかけられたばかりの今回のキャプテン・アメリカ号が本物であると認めたが、現在はそれを後悔しているという。フォンダ氏がこのバイクを本物と判断した時点では、ハガティ氏が1996年にバイクを売却していたことを知らなかったからだ。同氏は「どちらが本物か確信が持てない」としている。

残念だが、真相を究明するのはそう簡単ではないだろう。アイゼンバーグ氏は「真実を知っているのはダン・ハガティだけだ」と語っている。


By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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