ドゥカティ、VWの技術を活かし燃費が向上した新エンジン「テスタストレッタDVT」を発表(ビデオ付)
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イタリアの高級二輪メーカーであるドゥカティは、親会社フォルクスワーゲンの可変バルブ・タイミング技術を応用した新型エンジン「テスタストレッタDVT」を発表した。

自動車メーカーの買収合併は、相乗効果を狙って行われるものだ。各ブランド・部門の協力体制を構築し、効率的に会社の資産を分配して最大限の利益を生み出すことを目的としている。これはフォルクスワーゲン(VW)グループも例外ではない。しかし、2012年4月にVW傘下のアウディが行ったドゥカティの買収には、お互いにどんなメリットがあるのかと疑問を持った人もいるだろう。10月初旬にVWがパリ・モーターショーで公開したライトウェイトスポーツカー「XLスポーツ」コンセプトはその成果の1つとして明示されたものだ。そして、今回ドゥカティから発表された新型エンジンも、この買収が生んだもう1つの成果である。

このL型2気筒エンジンの名称にある"DVT"とは、Desmodromic Variable Timing(デスモドロミック可変タイミング)の略。二輪車用エンジンとしては世界で初めて、吸気と排気の両方のカムシャフトに、独立した可変タイミング機構を採用している。この技術が親会社であるVWから供与されたものだ。バルブ・タイミングを連続的に調整することで、このエンジンは1198ccの排気量から最高出力160hpと最大トルク13.8kgmを発生。さらにフューエル・インジェクターが、表面温度の低いインテークポートから、表面温度の高いインテークバルブ背面へ直接燃料を噴射するように位置が見直されたことで、従来型よりも燃費が平均8%向上したという。

このドゥカティの新型エンジンは、今月発表されたカワサキ「ニンジャH2R」に搭載のスーパーチャージャー付エンジンや、昨年スズキが発表した「リカージョン」に搭載のターボ付き直列2気筒エンジンなどとともに、オートバイを着実に進化させるだろう。

ドゥカティの新型エンジン「テスタストレッタDVT」についての更なる詳細は、同社が公開したビデオやプレスリリースをご参照頂きたい。






By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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