脇見運転で自転車の男性をはね死亡させた米の保安官代理が不起訴処分に
昨年12月、米カリフォルニア州ロサンゼルスの保安官代理が、同州警察が採用するパトロール用のラップトップ型パソコン(モバイル・デジタル・コンピューター、通称"MDC")を操作しながら脇見運転をして、自転車に乗った男性をはね、死亡事故を起こした。ところが先日、地元の検事局はこの保安官代理を起訴しないと発表した。

地元紙『Los Angeles Daily News』によると、この事故を起こしたのは、同州のアンドリュー・ウッド保安官代理。同保安官代理は、近隣のカラバサス高校が火事との通報を受け出動。その帰路でマルホランド・ハイウェイを走行中、急カーブに差しかかったところで自転車レーンに侵入してしまう。パトロールカーは、音楽ファイル共有サービス「Napster」の元COO(最高執行責任者)で弁護士のミルトン・オーリン・ジュニア氏が乗っていた自転車に追突。その衝撃でオーリン氏はフロントガラスに跳ね上げられ、現場での死亡が確認された。ウッド保安官代理は、パトロール用のパソコンを使い同僚からの任務完了を確認するメールに返信していたため、自転車レーンに侵入し、事故を起こした疑いが持たれていた。

ところが8月27日、ロサンゼルス郡地方検事局は、ウッド保安官代理がオーリン氏をはねた時に脇見運転をしていたと認めたものの、刑事事件として起訴しないと発表。検察局は不起訴の理由について、ウッド保安官代理がパトロール用のパソコンで同僚にメールを返信していた行為を、職務中の行為ではないと証明できないため、と説明している。同州には、保安官等が職務中に車両に乗っている際、無線通信装置を使用することを禁じないという法律がある。

オーリン氏の遺族は、保安官代理には過失があるとして、損害賠償を求める訴訟を起こす準備をしている。それでは、地元TV局のCBSロサンゼルスによるニュース映像をどうぞ。




By AOL Autos Staff
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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