デビューから70周年! ボルボ躍進のきっかけとなった「PV444」を振り返る
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今から70年前、ボルボは同社躍進の切っ掛けとなった初の小型量産車「PV444」を発表した。これを記念してボルボから発行されたプレスリリースと画像で、「ボルボの平和の鳩」と呼ばれるこの名車を振り返ってみよう。

ボルボはその長い歴史で、セダン、ハッチバック、クーペ、コンバーティブル、ワゴン、SUVなど、様々な車種を生産してきた自動車メーカーだ。PV444はその全ての出発点である。いや、正確には「再出発」と言うべきだろうか。PV444はボルボ初の市販車というわけではないが、戦後初めて発売され、初めて世界的な成功を収めたモデルである。

70年前の1944年9月1日(月曜日)、スウェーデン王国ストックホルムのロイヤル・テニス・ホールで、PV444は公開された。そのとき実はまだ完成しておらず、40名のエンジニアとデザイナーからなる開発チームは最終的な調整に勤しんでいたという。それでも、ヨーロッパでは第二次世界大戦が最終局面を迎えようとしていたこの時期に、「戦争が終わって平和が訪れたらこんなクルマを発売しますよ!」ということを市民に見せたかったのだ。

10日間の公開期間中、これを見に訪れた人々の数はなんと14万8,437人。その場で2,300台の契約が決まったという。その後、さらにボルボはPV444の安全性を高めるための試験を繰り返し、数年後に納車を開始。PV444はイェーテボリで生産された初めての小型車で、モノコック構造のボディに、1.4リッターの排気量から40馬力を発生するOHV(オーバー・ヘッド・バルブ)4気筒エンジンが搭載されていた。当時としては先進的な設計だ。初期の生産車は全て黒いボディにグリーンのインテリアという組み合わせだったという。

このPV444は1955年8月15日、ロサンゼルスに初めて輸出され、北米市場におけるボルボの存在感を確立することにもなった。ボルボはそれまで2,000台以上のクルマを生産したことがなかったが、PV444には生産8,000台という大いなる目標を掲げ、結果的には生産終了の1958年までに20万台、後継モデルのPV544を加えれば、1965年までに44万台が生産された。PV444がボルボにとって、70周年を祝うに相応しいクルマであることがお分かりいただけるだろう。さらに詳しい情報は、ボルボが発行したプレスリリース(英語)をご覧いただきたい。一緒に公開された同車の写真をギャラリーに用意したのでそちらもどうぞ。


By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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