【ビデオ】BMW「i8」と「i3」がフォーミュラEのセーフティカーに正式採用!
レース・シリーズでは通常、レースカーを先導するのに相応しいクルマがセーフティーカーに選ばれる。例えばF1ならメルセデス・ベンツ「SLS」の姿が見られるだろうし、ドイツ・ツーリングカー選手権(DTM)ではBMW「M4」NASCARインディカーのレースではシボレーの「カマロ」や「SS」などがその役目を担っている。9月に北京でのレースを皮切りにスタートする世界初の完全な電気自動車(EV)のレース・シリーズ「FIAフォーミュラE選手権」の主催者は、トヨタ「プリウス」や日産「リーフ」ではなく、BMWの「i8」をセーフティカーに採用した。

映像をご覧いただくと分かるように、そのための改造が施されたi8のコックピットには、ロールケージやハーネス付きバケットシート、特別な通信システム、消火器などが装備されている。だが、これだけではない。

フォーミュラEの技術パートナーである米クアルコムの協力により、フォーミュラEで使用されるサポート車両には、同社のワイヤレス充電システム「Qualcomm Halo」が搭載されるという。つまり、1台がレースで稼働またはピットレーンの端で待機している間に、別の1台がワイヤレス充電できることになる。車両は、現在FIAの承認待ちとなっているが、セーフティカーを務める「i8」2台と「i3」2台のうち、1台のi3には同システムを搭載済み(他の3台はのちに搭載予定)だという。4台とも、英ドニントン・パークで先日行われたレース・シミュレーションに参加しテストを行っている。

正式には「Qualcomm Safety Car(クアルコム・セーフティーカー)」と呼ばれる車両のドライバーには、世界ツーリングカー選手権(WTCC)で長年セーフティーカー・ドライバーを務めている、ポルトガル人のブルーノ・コレイアの起用が決定している。プレスリリース(英語)では言及されていないが、近い将来、フォーミュラEシリーズでは、このワイヤレス充電技術をレースに参戦するマシンでも採用することを検討していくのではないだろうか。

それでは早速、セーフティーカー仕様のi8を映像でチェックしてみよう。




By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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