フォルクスワーゲン、新型エンジンや先進安全技術を搭載した新型「ポロ」を発売!
フォルクスワーゲン グループ ジャパン(VGJ)は25日、新型エンジンや先進安全技術を搭載した新型「ポロ」を発売。東京・青山のナチュラル系コスメ・ショップ「TEREE AOYAMA」で発表会が開催された。

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今回日本でも発売された新型ポロは、2009年に発表された5代目モデルに大幅な改良を施したもの。エクステリアでは前後バンパー、ヘッドライト&テールライトが変更されたことで、高級感が増し、ぐっとモダンな印象になったが、車体それ自体は基本的に従来のまま。サイズも変わっていない。

では、いわゆる"フェイスリフト"に過ぎないのかというと、VGJマーケティング本部長の正本嘉宏氏はきっぱりと否定する。「確かにプラットフォームは、(現行型「ゴルフ」で採用された)MQBではありません。しかし、電装系やインフォテイメント・システム"Composition Media"など、MQBの一部を取り入れていますし、エンジンも新しくなったことから搭載レイアウトが前方吸気・後方排気に変わりました」




その新型エンジンとは、現行型7代目ゴルフの「TSI トレンドライン」および「TSI コンフォートライン」に積まれているものと同じ、新たにDOHC4バルブとなった排気量1,197cc直列4気筒直噴ターボ「TSI」。諸元表に「CJZ」と表記される型式も同じだが、チューニングはゴルフ用と異なり、新型ポロでは最高出力90ps/4,400〜5,400rpm、最大トルク16.3kgm/1,400〜3,500rpmを発生する。従来型の1.2リッターSOHCユニットに比べると若干パワーダウンしていることが(一部マニアの間で)話題になっているようだが、装備が充実したことから車両重量が30kgほど増えたにも拘わらず、JC08モード燃費は約5%ほど改善され、22.2km/リッターを記録したという。「もともとVWのクルマは実燃費が高いという評判をいただいていました。(新型ポロも)走行状況によっては国際ハイブリッドカーに遜色ない燃費を発揮します」と正本氏は断言する。トランスミッションは従来と同じ、エンジンが生み出す力を無駄なく駆動輪に伝えるデュアル・クラッチ式7速「DSG」のみの設定となる。



エンジンともう1つ、一般的な購入者にはこちらの方が重要に違いない。新型ポロは、ゴルフ譲りの様々な先進安全機能・快適装備が与えられていることも大きな特長だ。全速度域においてレーダーで前方車両との距離を検知し、衝突の危険が予測されたらブレーキ圧を高めると同時にドライバーに警告する"Front Assist Plus" や、30km/h未満の低速走行時には自動的にブレーキを作動させる「シティエマージェンシーブレーキ」、そして万が一、事故が起きてしまった場合に自動でブレーキを掛けて減速させ、多重事故の危険を低減させる「マルチコリジョンブレーキシステム」、ドライバーのステアリング操作をモニタリングして、疲労や眠気を検知すると警告する"Fatigue Detection System"などが、全車に標準装備されている。さらに、レーダーセンサーを使用して前方走行車両との車間距離を自動的に維持する「アクティブクルーズコントロール "ACC"」や、リアビューカメラ"Rear Assist"も搭載可能だ。



全長3,995mm × 全幅1,685mm × 全高1,460mmという車体サイズは、装備による全高の違いを除けば、前述のように従来型と変わらず。特にナローな車幅は、コンパクトカーでも大型化が進む現在、輸入車だけでなく"5ナンバー"という枠を意識する国産車を含めても、その中で貴重な存在と言えるだろう。

足回りについては、正本氏によると「特に変更したという発表はありませんが、VWはモデル・イヤーごとに細かく改良してくるので、まったく変わっていないというわけではない」とのこと。また、ポロのサスペンションは日本仕様も基本的に欧州仕様と設定は同じだそうである。ただし、ブレーキパッドは「日本のお客様の好みに合うように」変更されているそうだ。

フォルクスワーゲンの新しいモジュール設計の一環として開発されたインフォテイメント・システム"Composition Media"は、6.5インチのタッチスクリーンで音楽ソースの切替やハンズフリーによる通話など様々な機能が操作可能。オプションの純正ナビゲーション・システムも従来の「712SDCW」から「714SDCW」に進化し、専用の連携アプリはiPhoneだけでなくAndroidにも対応した。



今度のポロは、TVCMに榮倉奈々さんを起用し、これまで以上に、敢えて女性向けのプロモーション活動を行っていくという。「これほど女性に絞ったマーケティング活動をするドイツ車は、おそらく初めて」とVGJの庄司 茂社長は言う。そこで正本氏に、やや意地悪な質問かも知れないが、「国産やイタリア、フランスなどの他ブランドのコンパクトカーと比べて、新型ポロはどのあたりが女性にアピールすると思いますか?」と訊いてみた。

「上質感、だと思います。見ただけでも各部のチリが合っているとか、走り始めた時のステアリングの感覚だとか。シートに座っただけで、全然違うと仰る方もいます。女性の方も是非ショールームに足を運んで、実車に触れて、乗ってみていただきたい」

なるほど、"クルマは走らせてナンボ"と考える男性諸氏よりも、見て、触れて、操作したときにそれが上質かどうか、拘る感覚には女性の方が長けている人が多いかも知れない。7色に増えたボディ・カラーも、落ち着いたレッドブラウンのメタリックとか、鮮やかなソリッドのブルー受注生産のパールホワイトなど、なかなか魅力的な色が揃っている。

価格は「ポロ TSI コンフォートライン」が223万9,000円と、嬉しいことに従来型より3万7,000円も値下げされた。「1クラス上の快適装備」を持つという「ポロ TSI コンフォートライン アップグレードパッケージ」は、"ACC"や"Rear Assist"、アルミホイール、フォグランプなどが標準で装備され、エアコンがフレッシュエアフィルター付きのフルオートになる。こちらは249万5,000円となっている(いずれも消費税込み)。なお、今秋以降には「ポロ ブルーGT」や「クロスポロ」の新型も導入予定だそうだ。詳しい情報は以下のリンクから公式サイトをご覧いただきたい。榮倉奈々さんが出演するCM&メイキング映像もどうぞ。

フォルクスワーゲン公式サイト:「ポロ」


By Hirokazu Kusakabe




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