半世紀以上の歳月を経て蘇った新車のジャガー「ライトウェイト Eタイプ」
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8月14日、ジャガーペブルビーチ・コンクール・デレガンスで、半世紀ぶりに再生産した「ライトウェイト Eタイプ」の実車を公開した。

1960年代にジャガーが当時のスポーツ・モデル「Eタイプ」をベースに、世界スポーツカー選手権のために開発したレース仕様車が「ライトウェイトEタイプ」だ。当初の計画では18台が生産されることになっていたのだが、実戦で目覚ましい活躍を見せられなかったこともあり、結局実際には12台しか製造されなかった。

それから50年を経た今、ジャガー・ランドローバーの特別仕様やオーダーメードなどを手掛ける「スペシャル・オペレーションズ」部門に新設された「ジャガー・ヘリテージ」チームによって、予定されていた残りの6台が製造されることになった。つまり、正しくは「再生産」というよりも、半世紀の時を経てようやく「生産再開」されたというわけだ。

先日ジャガーから発表されたところによると、今回の復刻版は当時のオリジナルと同じ仕様で製造されるという。ボディには当時と同じグレードのアルミニウムが使用され、21世紀の"新車"でありながら、FIA ヒストリックカー・レースの規定に完全に合致するそうだ。ロードカーのEタイプと異なりアルミブロックを採用した3.8リッター直列6気筒エンジンは、最高出力300hp、最大トルク38.7kgmを発揮。フルシンクロの4速マニュアル・ギアボックスを介して後輪に伝えられる。この2014年に、ウェーバー製3連キャブレター付きの新車が購入できるなんて誰が想像していただろうか? 当時のレースカーが備えていたルーカス製の機械式燃料噴射装置もオプションで装着可能だ。

見た目はクラシックだが、今回の復刻版の製造には最先端の現代技術が生かされている。ボディを寸分違わずに再現するために、オリジナルモデルのEタイプをレーザースキャンしたと同社は説明している。価格は100万ポンド(約1億7,100万円)と"新車のジャガー"にしては高価だが、当時のレースで戦ったフェラーリ 250GTOに、39億円とか65億円とかいう値段が付けられていることを思えば、非常に良心的な値付けとも言えるだろう。

それでは、2014年に復刻されたライトウェイトEタイプの画像をギャラリーでチェックしよう。


By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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