神奈川県横浜市にある日産グローバル本社ギャラリーでは、「はたらくクルマ展示」を8月31日まで開催している。
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日産は、昨年12月26日に創立80周年を迎えた。これを記念して、日産グローバル本社ギャラリーでは、貴重なヘリテージカーの特別展示イベントを開催している。

第2弾は、7月19日から「はたらくクルマ展示」と題し、パトカーや消防車など大人には懐かしく、子供には珍しい昔の"はたらくクルマ"を展示している。



展示されている1972年式の「フェアレディ 240ZG」は、1972年3月から神奈川県警高速機動隊のパトロールカーとして活躍していた車両だ。

この240ZGは、初代フェアレディZの登場から2年後の1971年11月に2400ccエンジンを搭載し、登場した240Zシリーズの最上位バージョンだ。

240ZGは、通称Gノーズと呼ばれる特徴的なノーズピース、オーバーフェンダー、リヤスポイラーなどを装備し、空力特性も向上したため、最高速度は当時の日本車トップとなる210km/hを誇った。

展示されている神奈川県警の車両は、パトカーならではの装備として、サイレンや赤色回転灯、ストップ機能付速度計や無線機などが装備されている。ちなみにこの車両の総走行距離はなんと、370,940kmとなっており、その活躍が裏付けられている。


パトカーだけではなく、子供に人気の1950年式のダットサン 消防ポンプ自動車も展示されている。こちらは1950年に登場した「ダットサントラック」4146型をベースに製作されたものだ。

型式は、Fire(火)を表すFを追加し、F4146型と表示されている。なお当時は消防車のほかに、バンタイプの救急車も用意されていた。


排気量は722ccで、最高出力は16psと決してパワフルではないが、全長3,020mm、全幅1,200mmという小柄な車体を生かして、狭い道にも入ることが出来、市街地での火災現場で活躍したとのことだ。


その他に、1938年式ニッサン バン80型も展示されている。1937年3月に70型からニッサンブランドの生産が始まり、このニッサン バンも、"ニッサン"ブランドの最初の1台に入るクルマだ。


展示車は"三越"の文字からも分かるように、商品搬送用として"三越"が実際に使用していた車両だ。驚くことに、1938年から、1965年頃までの約27年間も現役で活躍していたとのことだ。

搭載されているエンジンは、排気量3,670ccで最高出力85psの直列6気筒で、必要充分なパワーを誇っていた。また、日本初のセミキャブオーバースタイルも好評で、バスやトラックがセミキャブオーバースタイルになる先駆けとなった。

なお、ギャラリー内では、"はたらくクルマ"と一緒に撮影できるフォトサービスも実施している。サービスは、開催期間中のすべての土日祭日(ただし、8月16日、17日は1部の時間帯、8月30日、31日を除く)に行われている。ちなみに、ダットサン消防車のみ、乗車して撮影が可能だ。

館内は非常に涼しく快適なので、夏休みの行き先の1つに加えてみてはどうだろうか。(展示内容等は変更になることもあるため、詳細は公式HPをチェック!)


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