ドイツに本社を置く大手化学会社のBASFが、2~3年先のクルマのボディ・カラーのトレンドを予想するレポート「Under the Radar(アンダー・ザ・レーダー:まだ見えないシグナル)」の2014年/2015年版を発表した。そこで今回は、北米における2018年モデルのカラートレンド予測をお伝えしよう。

BASFによると、不況から脱却し財政再建中の米国では、"中西部の地味な州"の気取らない美しさが見直されているという。同社の技術部長Paul Czornij氏は、「中西部の州や"ラストベルト地帯"と呼ばれる中西部~北東部にかけて古くからある重工業地帯はリーマンショック後も順調に利益を生み出しており、それが中西部を見直すきっかけになっている」と話す。

BASFは、そうした理由から"米中西部の地味な州"を表す5色が2018年モデルのトレンドカラーになると予想。具体的には、大草原をイメージしたライトブルーの「La Garra Charrua」。濃いオレンジ色の「Haymaker」(写真のフォードフォーカスST」のボディカラーに少し似ている)。刈りたての芝生のような明るいグリーンの「Fitted Green」。濃い目のシルバーの「Gray Elevator」。そしてキラキラと輝くブラウンの「Take 10,000」だ。

4年前にCzornij氏は、「オレンジがかった赤色のアースカラーがふたたび流行する」と予測し、実際に多くのコンセプトカーなどにアースカラーが採用された。さらに今年1月に行われた同氏へのインタビューでは、エドワード・スノーデン氏が米国安全保障局による情報収集活動を暴露したスノーデン事件をきっかけに、米国民は今後、信頼を意味する色合いのブルーやグリーンを好むようになるだろうとも予想していた。BASFによる昨年のレポートでもグリーンとブラウンの人気が高まると見込んでおり、これらの予想が今回のレポートにも多少は反映されていると思われる。

なお、このレポートには米国内だけでなく、ワールドワイドなボディ・カラーのトレンドについても言及されており、それによると「世界の人々は今後、独自性を意識するようになり、社会の中で個人的な考えや行動をますます強く打ち出すようになる。クルマのボディ・カラーはそんな消費者の差別化と個性を強めたいという要求を反映し、明るい色やメタリックの暖色系が好まれるようになると思われる」そうだ。上でも挙げられている明るい青、緑、オレンジ、そしてメタリック・ブラウンは、世界的な流行になるかも知れない。トヨタのクラウンはなかなか目敏く先を行っているようだ。

詳細を知りたい方はプレスリリース(英語)をどうぞ。


By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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