メルセデス・ベンツ、フルモデルチェンジした新型「Cクラス」を日本でも発売!
メルセデス・ベンツ日本は、7年ぶりにフルモデルチェンジを行った新型「Cクラス」を日本市場に導入し、7月11日より発売した。そのコンセプトは、車体軽量化と先端技術の採用による「アジリティ&インテリジェンス」であるという。

Related Gallery:Mercedes-Benz C Class

1980年代から90年代初頭に日本でも大ヒットした"コンパクト・メルセデス"「190」を先祖とする「Cクラス」は、メルセデス・ベンツのラインアップの中で、後輪駆動の4ドア・セダンとしては最小サイズのモデル。4代目となる新型はすでにお伝えした通り2013年12月に発表され、今年1月にデトロイト・オートショーで公開された。


Related Gallery:2015 Mercedes-Benz C-Class: Detroit 2014 Photos

今回のモデルチェンジにおける最大の特徴は、ボディシェルに使用されているアルミニウムの比率がこれまでの10%程度から約50%へ大幅に高められ、高張力鋼板などを適材適所に組み合わせた軽量高剛性アルミニウムハイブリッドボディが採用されたこと。先代とホワイトボディ同士で比較すると、約70kgも軽量化されているという。メルセデスによれば、これによって「重心の低下によりスポーティかつ俊敏なハンドリング」「NVH(騒音・振動・ハーシュネス)特性の最適化」「動力性能をまったく犠牲にすることなく燃費を最大30%以上向上」など数多くのメリットがもたらされたそうだ。

軽量化のためボディにアルミニウムを採用することは、最近では多くのメーカーが取り組んでいるが、新型Cクラスの製造工程では自動車メーカーとして初めて、アルミニウムとスチールのコンポーネントを重ね合わせ、そこに高速でリベットを貫通させることで接合するという「ImpAcT(インパクト):Impulse Accelerated Tacking」接合方式を量産車に採用したという。

ドア、ボンネット、ルーフなど外板パネルの大半もアルミニウム製となっており、本国ドイツのメルセデス・ベンツが「センシュアル(官能的・肉感的)」という言葉で表現するエクステリア・デザインは、Cd値0.24というセグメント最高水準の空力特性を実現。空力の最適化は細部まで徹底的に追求され、空気抵抗を抑えて燃費効率を高めただけでなく、風切り音も減少したそうだ。全長4,690mm × 全幅1,810mm × 全高1,430〜1445mm(サスペンションなどによって異なる)というサイズは、先代よりも95mm長く、40mm幅広い。さらに装備などの重量が増しているにも拘わらず、日本仕様の「C180 アバンギャルド」(下の画像)同士で比較すると、新型の方が30kgほど軽くなっている(1,510kg)。

軽量化と合わせて、新型Cクラスの「アジリティ(俊敏さ)」に貢献するのが、先代の3リンク式から4リンク式となった新開発のフロント・サスペンション。4リンク式ではリンク機構とスプリングが独立され、キャンバー角の自由なセッティングが可能になったことで「コーナリング時のグリップが大幅に向上し、俊敏な走りを実現」したという。リア・サスペンションは、190以来の伝統となっているマルチリンクサスペンションをさらに進化させたという5本のリンクによる独立懸架式。

以上のような構成に、走行状況に応じてダンパー内のオイル流量を変化させ、減衰力を調整する「AGILITY CONTROL(アジリティコントロール)サスペンション」や、そのスプリングとダンパーをハードに設定した「スポーツサスペンション」、そしてCクラス初となるエアスプリングと連続可変ダンパーを搭載した「AIRMATIC(エアマティック)サスペンション」の3タイプがモデルによって設定されている。電動式パワー・アシストを採用するステアリングには、舵角に応じてギア比が変化する「ダイレクトステアリング」が全車に標準装備される。

フロントに縦置きされるエンジンは、第3世代の直噴システム「BlueDIRECT」を採用する3種類の直列4気筒ターボが(今のところ)用意される。「C180」および「C180 アバンギャルド」は、最高出力156ps/5,300rpmと最大トルク25.5kgm/1,200〜4,000rpmを発生する1.6リッター・ユニットを搭載。「C200 アバンギャルド」には184ps/5,500rpmと30.6kgm/1,200〜4,000rpmを発揮する2.0リッターが積まれ、さらに「250 スポーツ」(上の画像)では同じ2.0リッターながら211ps/5,500rpmと35.7kgm/1,200〜4,000rpmにチューンされた高出力版が載る。トランスミッションは全車7速AT「7G-TRONIC PLUS」が組み合わされ、後輪のみを駆動する。

JC08モード燃費はC180同士で比較すると、先代の14.4km/Lから17.3km/Lに向上。C180とC200は全車でエコカー減税100%免税を達成した(納車が2014年秋と遅れるC250 スポーツは型式認証取得前のため現時点では未定)。

コンセプトに掲げる「インテリジェンス」方面については、ステレオマルチパーパスカメラや、フロントに搭載された中・長距離と短距離の2種類のレーダーセンサーとリアのマルチモードレーダーを装備することで、先行車や周囲を監視する様々な先進安全運転支援システムを搭載(「レーダーセーフティパッケージ」としてC200・C250に標準装備。C180はオプションで装備可能)。メルセデスではこれを「インテリジェントドライブ」と総称している。



「最高級素材を厳選し、クラフトマンシップ溢れる仕上げと、新しいデザイン手法を採用 」したというキャビンには、エアコンディショナーに空気清浄機能と心地よい芳香を拡散するパフュームアトマイザー機能を装備した「エアバランスパッケージ」を新たに設定。センターコンソールやドア、足元で灯る間接照明「アンビエントライト」は、オレンジ、ブルー、ホワイトの3色から照明色が選べ、明るさの調整も可能だ。

価格はC180の419万円から、C250 スポーツの644万円まで(消費税込み)。先代と比べそれほど変わらず、モデルによっては若干の値下げさえ見られる。

サイズこそさらに大型化しているが、ダイナミックなデザインと重量増を避けたこと、さらに向上した燃費と先進安全機能によって、新型Cクラスもこれまで通り高い人気をキープするだろう。詳しい情報は以下のリンクから公式特設サイトをご覧いただきたい。「メルセデス・ベンツの本気」を表すURLに注目。

メルセデス・ベンツ日本:新型Cクラス
http://www.mb-honki.jp/

Autoblog US版の記者による試乗記もどうぞ。
【試乗記】「クラス関係なしに最高」 メルセデス・ベンツ新型「Cクラス」


By Hirokazu Kusakabe


発表会の様子はこちら


走行シーンも観られるイメージ・ビデオ


■関連フォトギャラリー
Related Gallery:Mercedes-Benz C Class

【PR】新型Cクラスの購入を考える前に!まずは現在お乗りのクルマの査定価格を調べてみよう!

Related Gallery:2015 Mercedes-Benz C-Class: Detroit 2014 Photos

Related Gallery:2015 Mercedes-Benz C-Class: First Drive Photos

Related Gallery:Mercedes-Benz C Class Sedan

Related Gallery:Mercedes-Benz C-Class

Related Gallery:Mercedes-Benz C63 AMG Edition 507: Geneva 2013

Related Gallery:Mercedes-Benz C450 Sport AMG Spy Shots Photos

■人気フォトギャラリー
Related Gallery:Tokyo Auto Salon 2014 Companion Girls 07

Related Gallery:Tokyo Auto Salon 2014 Companion Girls 08: AIWA

Related Gallery:Tokyo Auto Salon 2014 Companion Girls 06