目標はニュルの最速タイム! 学生たちが開発中のハイブリッド・レーシングカー
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我々はよく、ニュルブルクリンクのノルトシュライフェ(北コース)における最速ラップタイムを話題にするが、それは大抵カテゴリーごとに分けて比較されることが多い。例えば「量産車最速」とか、「4ドアセダン最速」とか「前輪駆動車最速」とか。ではそんな区別は取り払って、全カテゴリーを含めた最速コースレコードは? それは1983年に行われた1000km耐久レースで、ステファン・ベロフがポルシェのグループCカー「956」で叩き出した6分11秒というラップタイムだ。以来、現在まで誰にもどんなクルマにも破られていないこの記録を塗り替えようと、ヨーロッパの学生たちがロータリー・エンジンと電気モーターを積んだハイブリッドカーを開発しているというのでご紹介しよう。

オランダにあるアイントホーフェン工科大学とフォンティス応用科学大学の学生チーム「InMotion」が開発している「IM01」と名付けられたマシンは、彼らによれば「未来のル・マン24時間レースを制するようなレーシングカー」で、その外観はF1マシンとLMP1マシンを組み合わせたようなデザインとなっている。レッドブル「X2014」や「カパロT1」のテイストもひと味加えられているようだ。

詳しい仕様については発表されていないものの、4個のモーターが4輪をそれぞれ駆動する電動の4輪駆動で、バッテリーパックの他に発電用としてロータリー・エンジンも搭載されていることが明らかにされている。コックピットはキャノピーで覆われ、タイヤにはカバーを装着。グランド・クリアランスは、ガレージ床に溜まったオイルがやっと流れるくらい、極めて低い。エンジンと電気モーターから発生した熱は、F1マシンに効果を発揮したブロウン・ディフューザーのように、サイドポッドのエアロダイナミクス向上に利用されるようだ。

学生チームはベロフ氏がポルシェで樹立した記録を塗り替えることに加えて、「デルタウイング」や電力駆動レーシングカー「ニッサン ZEOD RC」が参戦したル・マン24時間レースの特別枠「ガレージ56」への出場を目標に掲げている。

彼らのマシンが実際にル・マンに参戦する日を楽しみに待ちたい。


By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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