メルセデスに勝てないから!? ルノー・スポールF1、社長の交代を発表
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7月3日、ルノー・スポールF1は社長兼マネジングディレクターを務めるジャン-ミシェル・ジャリニエ氏の退任を発表した。後任には副社長のジェローム・ストール氏が昇格する。

ストール氏は、チーフ・パフォーマンス・オフィサーと営業・マーケティング部門の取締役も務めているが、今後はこの役職も兼任していくという。そして、マネジングディレクターにはシリル・アビテブール氏が就任。アビテブール氏は、ルノーF1チームの開発部門ディレクターなどを経た後、ケータハムF1チームの代表を務めた。今回、ケータハムのF1チーム売却を受けてルノーに戻ってきたかたちだ。なお、ジャリニエ氏の退任は「個人的な理由による」と発表されている。

これまで、F1界で輝かしい成績を残してきたルノー。過去10年間を見るだけでも、2005年と2006年には、ルノーF1チームのフェルナンド・アロンソがF1世界チャンピオンのタイトルを獲得。コンストラクターとしては2010年をもって撤退したが、エンジンサプライヤーとして、2010年から2013年にかけてはレッドブル・レーシングセバスチャン・ベッテルの4連覇を支えた。しかし、レギュレーションの変更によって今季から各チームに供給されているルノーのターボハイブリッドV6エンジンは、決して良いパフォーマンスではなく、ライバルのメルセデス・ベンツに水をあけられている。レッドブルはルノーのエンジンに不満を公言しており、ルノー自身も不調を認めている。こうした事実が今回のトップ交代の要因となっているのだろう。

新しいトップ人事で、ルノーが来季に向けて素晴らしいエンジンを開発できるか、注目していきたい。もし現状を打開できなければ、現在エンジンを供給しているレッドブルやトロ・ロッソロータス、ケータハムは他社のエンジンに乗り換えてしまうだろう。


By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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