【レポート】英石油大手BPが報告 「石油はあと53.3年分しかない」
英国の石油大手BPは、最新のレポート『BP世界エネルギー統計2014』で、2013年末現在で確認されている世界全体での石油埋蔵量は、生産量の53.3年分にあたる1兆6879億バレルであると発表した。

石油があと50年ばかりで底をつくという憂慮すべき報告だが、実はこの数字は昨年の推計より1.1%増加しているという。増加した要因は、米国で近年活発に採掘が行われているオイルシェールの存在だ。BPによると、米国の埋蔵量は前回の推計より26%増加の442億バレル。この数値は、「水平掘り」と呼ばれる採掘技術の発達などにより年々増えると見込まれている。米紙『USA Today』では、水平掘りによってパーミアン盆地のシェール層から750億バレルの石油と天然ガスの追加採取が可能になるだろうと報じている。パーミアン盆地はニューメキシコ州南東部とテキサス州西部にまたがる一帯で、ノースダコタ州のバッケン、テキサス州のイーグルフォードと並びシェールオイルの採掘場としては国内最大規模となっている。

また、米国には更なるシェールオイルが埋蔵されているという報告もある。米石油・天然ガス会社のEOGリソーシズによると、同社はロッキー山脈に水平方向に掘削するリグ(海洋掘削装置)を既に4つ設置しており、また、ルイジアナ州とミシシッピ州にまたがるタスカルーサ・マリンもシェールオイルを豊富に採掘できる可能性があるという。

こうした事実から、実質的な石油の埋蔵量が53.3年分を上回っていることは恐らく間違いないだろう。とはいえ、シェール層を採掘するときに使われる水圧破砕法(採掘を行う場所に超高圧の水を注入して地下に亀裂を生じさせる手法。地下水の汚染やその地域の水不足などが懸念されている)が環境に悪影響を与えないと証明されているわけではない。


By Brandon Turkus
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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