ケータハム・グループは2日、F1チームをスイスと中東の投資グループに売却すると正式に発表した。今後は市販モデルの開発をはじめとする中核的な活動に集中するという。

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今季はドライバーとして小林可夢偉選手が在籍するケータハム F1チームだが、残念ながら開幕戦から8レースを終了した現在もポイントを獲得することは出来ず、チーム・ランキングは11位(最下位)と低迷している。

もともと、マレーシア人の実業家であり当時のF1チーム「ロータス・レーシング」のオーナーでもあったトニー・フェルナンデス氏が、2011年にイギリスの自動車会社ケータハムを買収したことから、F1チームの名称が変更になり「ケータハム F1」チームが誕生したわけだが、フェルナンデス氏はケータハム・カーズを中心とするケータハム・グループの株主として、今後も引き続き運営に関わるという。

チームの売却先は、かつて「スパイカーF1」や「ヒスパニア・レーシング F1」という、(失礼ながらあまりぱっとしない)F1チームで代表を務めていたコリン・コレス氏を中心とするスイスと中東の投資家グループと発表されており、当面は元F1ドライバーのクリスチャン・アルバース氏がチームの運営を引き継ぐ。ちなみに歯科医の資格を持つコレス氏は、アルバース氏の歯の治療も行ったことがあるとか。



気になるのは小林可夢偉選手のことだが、現在のところ「僕らには、大きくは変化はないと思う」と自身のYouTubeチャンネルで語っている。チームの本拠地も当面の間はイギリス・リーフィールドに残るそうだ。

ケータハム・グループでこれまでF1の開発に携わっていた、ケータハム・コンポジットやケータハム・テクノロジー&イノヴェーションは、グループの中核であるケータハム・カーズとともに、今後は「C120」というコードネームで呼ばれる新たなフラッグシップとなる2シーター・スポーツカーの開発をはじめとするプロジェクトに集中していくそうだ。

F1の下位チームで度々見られる買収劇がまたもや繰り広げられたということに過ぎないわけだが、しかしそんな中からも「フォース・インディア」や「トロロッソ」のようにそれなりの成功を収めたチームもある。今回の件が、F1界にとっても、スポーツカー・ファンにとっても、そして可夢偉選手にとっても、よりよい未来をもたらす結果になることを期待したい。


By Hirokazu Kusakabe



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