エアロダイナミックスが向上した新型フォード「フォーカスST」が初公開
6月27日、フォードは英で開催された「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」で、マイナーチェンジが施された新型「フォーカスST」を初公開した。

英のグッドウッドにあるマーチ卿の私有地で開かれるこの自動車ショーは、屋内で派手なライトに照らされたクルマを眺めるだけの、よくあるモーターショーとは一線を画している。参加した自動車メーカーは大空の下、広大な敷地の中で実際にクルマを走らせるのだ。

今年のグッドウッドでは、特に英国の自動車メーカーが競い合うようにして最新モデルを発表してきた。マクラーレンは「650S GT3」と「MSO 650S」、ジャガーは「Fタイプ プロジェクト7」レンジローバーは「スポーツSVRプロトタイプ」アリエルは新型バイク「エース」を披露。そして、米自動車メーカーではあるが英国と縁の深いフォードは、ここをリフレッシュされたフォーカスSTのお披露目の場として選んだ。

新型フォーカスSTに搭載されるエンジンは、従来型と同じく最高出力252hp、最大トルク37.3kgmを発揮する2.0リッター直列4気筒直噴ターボ。トランスミッションや駆動方式にも変更はなく、6速MTによる前輪駆動となっているので、スペックだけを見ると大きな変化はないように思える。しかし、フロントのスプリングおよびフロントとリアのショック・アブソーバーが刷新されたサスペンションによって、よりシャープな走りが可能となり、電動パワーステアリングも改良が施されてフィールが向上しているという。

フロントとリアのフェイシアはスポーティーにリニューアルされた。LEDシグネチャー・ライトが標準装備され、トリム・グレードが「ST2」と「ST3」になるとHIDヘッドライトが標準装備される。さらに「ラドー・グレイ」18インチアロイホイールを採用し、オプションでシルバー、ブラックまたはレッドのレーシングストライプをボディに施すことも可能だ。

インテリアはインストゥルメントパネルのセンタースタックの操作系やセンターコンソールが変更され、フロント・ドアの内張にはカップホルダーが内蔵された。新たに採用されたフラットボトム形状のステアリングホイールには、オプションでヒーターも内蔵可能。8段階にリクライニングするシート(ドライバー席のみ)も装備できる。

我々がお気に入りのホットハッチはますます魅力を増し、特に悪い変更点は見られないように思われる。新型フォーカスSTに関する詳細は、プレスリリース(英語)を参照していただきたい。


By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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