映画『栄光のル・マン』でマックィーンが乗った「ポルシェ917」がオークションに出品
映画『栄光のル・マン』の主演俳優は言わずと知れたスティーヴ・マックィーンだが、彼と並ぶこの映画の立役者を挙げるなら、それは「ポルシェ917」ではないだろうか。さらに厳密に言うと、ガルフカラーを纏った917の中でもマックイーンが後半で乗り込む21号車ではなく、映画の中でレースを制した22号車の方だ。今回は、銀幕のアイコンカーとも言うべきこのマシンが今年8月に行われるペブルビーチ・オークションに出品されるという情報を入手したのでお伝えしよう(日本版編集者注:これは記事を書いたUS版の記者が勘違いしていると思われます。カラーリングは映画の中で最初にマックイーンが乗った20号車のものですので、そちらのクルマである可能性が高いようです。が、確かではないためか、オークション主催者の説明にははっきりと"マックイーンが乗った20号車"とは書かれていません)

この1969年製「ポルシェ917K」(シャシーナンバー917-024)は、スクリーンの中ではもちろんのこと、スクリーンの外でも語られるストーリーがある。例えば、1969年のスパ・フランコルシャン1000kmレースでは、フェラーリ「312P」やフォード「GT40」の対抗馬として、ポルシェ・ワークス・チームから実戦に出場した最初の「917」となった。だがステアリングを握ったジョー・シフェールはこの初期の917が安定性に欠けると感じ、最終的には先代モデルである「908」でチェッカー・フラッグを受けている。翌1970年には伝説的なJWオートモーティブが走らせた917-024が、ル・マンのテスト・デイに最速記録をマークし、その実力を知らしめた。その後はシフェールがこれを所有していたという。

マックィーンのソーラープロダクションが『栄光のル・マン』を製作した際には、アドバイザーも務めたシフェールがこの917を貸し出して撮影に協力している。それ以降は、シフェールが1971年にブランズハッチで行われたF1レース中に悲劇的な死を遂げるまで、自身のコレクションとして保管していたそうだ。なお、シフェールが生前に917に捧げた愛をたたえ、彼の葬儀ではこの917-024が先導車を勤めている。

その後は長年行方知らずとなっていた917-024だが、2001年に過去最高の"barn find"(忘れられていたクルマが納屋やガレージなどで発見されること)として再び脚光を浴びることになる。それから完全にレストアされ、オリジナルのガルフカラーであるベビーブルーとオレンジの華やかな姿が復元された。そしてこの後は今年の8月に行われるペブルビーチのオークション会場へ向かうことになる。ポルシェ史上最もアイコン的な存在として、この917に高値がつくことは間違いないだろう。

By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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