BMWジャパンは26日、「320i」セダンに「BMWコネクテッド・ドライブ・プレミアム」と「ACC/アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)」を装備した特別仕様車「BMW 320i Core」を150台限定で発売すると発表した。後述するが実はこれ、かなりのお買い得。3シリーズ・セダンの購入を考えていた方はショールームへ急いだ方がよろしいかと。

Related Gallery:BMW 320i Core

BMWの320iといえば、1970年代に登場した初代3シリーズからずっと、BMW人気の中心を担ってきた中核モデルと言えるだろう。それは伝統的な2.0リッターの排気量を継承しながら、JC08モード燃費16.6.km/Lという環境性能と、最高出力135kW[184ps]/5,000rpm、最大トルク270Nm[27.5kgm]/1,250-4,500rpmというパワーを両立させた直列4気筒「ツインパワー・ターボ」エンジンや、8速「ステップトロニック」付きオートマチック・トランスミッションを搭載する現行モデルでも変わらない。

そんな人気モデルの320iに、BMWの最新技術による安全と快適さをより増す"大物オプション"、「BMWコネクテッド・ドライブ・プレミアム」および「ACC/アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)」を特別装備した限定モデルが、 今回発売された「320i Core」だ。

BMWの最新モデルには、エアバッグが展開するような深刻な事故の際にコールセンターへSOSコールを発信したり、整備関連の情報を自動的にBMW正規ディーラーへ通知する通信機能「BMWコネクテッド・ドライブ・スタンダード」が標準装備されている。その車載通信モジュールを使った「BMWコネクテッド・ドライブ・プレミアム」では、さらに様々な機能とサービスが利用できるようになる。

例えば、車内からニュースや天気予報などの多彩な情報を閲覧したり、店舗やホテル、駐車場などの検索、位置情報の取得も可能(BMW コネクテッド・ドライブ・サービス ─BMWオンライン)。それは単なるインターネットの検索エンジンに頼るだけではなく、コールセンターのオペレーターが24時間365日、応対して情報を調べてくれる(BMWドライバー・サポート・デスク)。BMW専用アプリ「BMW Connected」をダウンロードしたスマートフォンと接続すれば、インターネット・ラジオやSNSなど、専用アプリ内のさまざまなコンテンツを車内で愉しめる(BMW コネクテッド・ドライブ・サービス ─BMW Apps)。ショッピングモールなどの広い駐車場では、オーナーの帰りを待つ愛車を、手持ちのスマートフォンを介して遠隔操作(BMWリモート・サービス)。半径1.5km圏内に駐車した車両の位置を地図で確認したり、夜間の駐車場ではヘッドライトを点滅させてクルマの位置を知ることができる。夏の暑い日などにはクルマに乗る前にベンチレーション(送風)を設定し、車内を快適な状態に保っておくことも可能だ。有効期限は3年間で、通常は6万1,000円のオプションであることを覚えておいていただきたい。

そして「ACC/アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)」は、車両に搭載された前方カメラと前方レーダーで先行車両を検知し、先行車との車間距離を維持しながら自動的に加減速を行うアクティブ・クルーズ・コントロールに、さらに低速走行時に先行車が停止すると車両を停止させるところまで制御する機能も装備された。高速道路で交通の流れに合わせるだけでなく、停車と発進を繰り返す渋滞の中でも、ドライバーの運転負荷を軽減してくれる。こちらは11万5,000円のオプションだ。

つまり両オプションを装備すると、それだけで通常17万6,000円となる。そしてBMW 320i セダンの車両価格は477万円(8速AT)。合計すると500万円を越えてしまう。使ったことがないとその便利さ・快適さが分かりにくいオプションは、予算によっては搭載を諦めてしまう方も多いかも知れない。

だが、今回150台のみが限定販売されるBMW 320i Coreはというと、なんと449万円という価格が付けられている(価格はいずれも消費税込み)。つまり、BMWが「革新」と称する2つのオプションが特別装備されるのに、ベース車の価格より安いのだ。右ハンドル・8速ATのみの設定だが、ボディカラーは通常同様、全12色から選べる(一部カラーはオプション)。現行型BMW 3シリーズの発売は2012年だから、モデルチェンジを前にした在庫車処分というわけでは、もちろんない。きっと、黙っていても評価が得られるBMWのパワートレインやシャシー部門とは別の研究をしているエンジニア達が、乗る人のことを思いながら一所懸命に開発したに違いないテクノロジーを、まずは1人でも多くの人に使ってみて欲しい、という気持ちの現れではあるまいかと筆者は思う。とにかく3シリーズ セダンの購入を考えていた人は今がチャンス。以下のリンクから公式サイトをご覧の上、お近くのBMW正規販売ディーラーまで是非ともお早めに。


BMWジャパン 公式サイト(http://www.bmw.co.jp/)

■関連フォトギャラリー
Related Gallery:BMW 320i Core

Related Gallery:2012 BMW 3 Series Photos

Related Gallery:2012 BMW 3 Series First Drive Photos

Related Gallery:2012 BMW 3 Series