【レポート】もはや自転車のほうがいい!? パリ市内の制限速度が時速30kmに
夜明け前のパリの街を、1台のフェラーリがハイスピードで駆け抜ける短編映画『ランデブー(C'était un Rendezvous)』。だがこの映画に収められた光景はますます遠い過去のものとなりつつある。フランスの首都、パリではクルマの制限速度を引き下げる動きが続いているのだ。同市の新市長となったアンヌ・イダルゴ氏の計画によると、市内の大部分の制限速度を30km/hとし、場所によってはさらに速度を制限することを検討しているという。

この計画案では、セーヌ川沿いの道路と市内外を結ぶ幹線道路については、例外として制限速度を50km/hとしているが、歩行者・自転車が優先でクルマも通行可能ないくつかのエリアでは、20km/hに制限するのだという。

交通関連記事サイト『World Streets』によると、パリ市はこの計画を急に考え出したわけではない。最近、パリの環状道路は制限速度が70km/hに引き下げられ、市内の約3分の1の道路では、すでに30km/hに速度が制限されているという。

パリ市としては、制限速度の引き下げが、重大な交通事故や排気ガスの削減につながると考えているのだろう。今年3月には、自動車数の交通量を抑えることで排気ガスを減らそうと、ナンバーが偶数か奇数かによって通行を制限する試みも行われている(交通に支障をきたしたため、わずか2日目に解除された)。深刻な大気汚染に頭を悩ませる同市は、排気ガスを削減するためなら何でもしようと対策を検討しているようだ。

もし、このような速度制限が行われたパリで、誰かが『ランデブー』をリメイクしようと思ったら、フェラーリではなく自転車で街を駆け抜ける映像になるのではないだろうか。その方がきっと速いに違いない。


By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

関連フォトギャラリー
Related Gallery:Renault Latitude en Portugal

Related Gallery:

【PR】国内道路の制限速度が時速30kmになる前に!まずは現在お乗りのクルマの査定価格を調べてみよう!

Related Gallery:

Related Gallery:

Related Gallery:Volkswagen Golf R - Frankfurt 2013

Related Gallery:Ssangyong KEV2

Related Gallery:Ford Michigan Assembly Plant

人気フォトギャラリー
Related Gallery:2014 Subaru WRX: Spy Shots

Related Gallery:iRobot AVA scoots around at Google I/O 2011

Related Gallery:tokyo autosalon 2013 girls 09 01