繊維を中心とした大手化学製品メーカーである東レは、"人とくるまのテクノロジー展2014"で、カーボン製の車両ホイールの研究開発試作品を公開した。
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今回出品されたカーボンホイールは、東レ・カーボンマジックが製造したものだ。同社は、2013年3月にレーシングカーの設計、製作を通じて自動車業界から高い評価を得ている童夢グループから買収され、東レの100%子会社となった。

そのため、レーシングカー部品の設計、製作を通じて培ったの設計技術力、試作提案力および高精度オートクレーブ生産技術がこのCFRP(Carbon Fiber Reinforced Plastic)ホイールに生かされているのだ。


ホイールサイズは、16インチ。アルミホイール比では40%軽量化されているとのことだ。既に2輪車用では市販化されているとのことで、4輪への展開は着々と進められているようだ。

現在は、研究開発用試作品ではあるものの、市販ホイールとしての基準はクリアしており、実装試験も完了しているとのことだ。

BMWがiシリーズでカーボン部品を多数採用してきているが、2014年2月には、近い将来カーボン製のホイールを実用化することを明言している。今後のエコカーの流れは着々とカーボンホイールの流れとなって行くに違いない。



今回の展示では、ボンネットやバンパー、トランクリッドなどの大型外装品の他、モノコックボディや、高圧ガスタンク、バッテリーケースなど見えない部品までもカーボン化され軽量化を追及していた。

航空機やレーシングカー等でも実績がある強くて軽いカーボンは、コスト面がクリアできれば、一気に広がっていくに違いない。今後はさらなる燃費競争によって金属部品のカーボン化がより進むだろう。

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