【レポート】モロッコ政府がメルセデス「W123」のタクシーを撲滅!?
米国でタクシーとして普及していたフォード「クラウンビクトリア」が、世代交代によって街から徐々に姿を消しているが、モロッコでは政府の施策によって大量のメルセデス・ベンツ「W123」のタクシーが消えようとしている。

W123といえば、現在の「Eクラス」の先祖にあたるミディアム・クラスのメルセデス・ベンツ。クルマ好きの男性2人が運営するウェブサイト『Ran When Parked』によれば、モロッコでは今も約5万5,000台のW123がタクシーとして走っているという。主に1970年代から80年代にかけて製造されたモデルだが、信頼性が高く、よく走る上、乗客を7人まで詰め込めることや、混んでいる道にもうってつけのサイズだということで、タクシー運転手の間では今でも人気が高い。

ところがモロッコ政府は、安全性と環境保護の観点から古いクルマを道路から消し去ろうと(タクシーはもちろんバスや自家用車、バイクも)、製造から5年以上経つ中古車の輸入費用をいままでよりも高額にしたほか、今年中には買い替え補助金制度を始めることを計画している。ちなみにW123を使っているタクシードライバーが新車に買い替える際には、約5万ディルハム(約62万4,000円)の補助金が出るようだ。

さらに、この計画は大気汚染が軽減されるだけでなく、地域経済の活性化にも役立ちそうだ。モロッコ北部のタンジェでは、ルノーとその傘下のダチアがバンを製造しているが、同社のクルマに買い替えるドライバーに対しては政府の補助金とは別に1万ディルハム(約12万5,000円)を補助するという。こうなると、W123がルノー車にバトンタッチする日も近いかもしれない。

By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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