マクラーレンが「P1」オーナー向けにサーキット専用モデルを開発中
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マクラーレンがハイブリッドスーパーカー「P1」のオーナー(世界で375人)にコンタクトを取り、P1のトラックバージョン(サーキット専用モデル)に興味があるかを尋ねているというニュースをご紹介しよう。

マクラーレンとフェラーリには共通点が多い。どちらも最初はレーシングチームとして設立され、サーキットで実力を証明してからロードカーの製造に乗り出した。両者はこれまで何度もF1で世界王者を競い合い、そして多くのドライバーが両チームで入れ替わった。しかし最近は両者とも低迷し、チーム代表を結果的に解雇することもあった。そんなことまで似ている。

公道用スーパーカー・メーカーとしては両者で同じ層の顧客を奪い合い、そのラインアップも
マクラーレン「650S」やフェラーリ「458イタリア」といった25万ドル(約2545万円)~のV8ミドエンジン・モデルから、上は最高出力900hp以上という1億円前後のハイブリッドスーパーカーまで揃えているあたりも共通する。だが、企業としての規模や歴史で勝るフェラーリは、マクラーレンにはないものを2つ持っている。それは、「F12ベルリネッタ」、「FF」、「カリフォルニア」などフロントにエンジンを搭載したGTモデルと、そして選ばれた顧客がテストドライバーとしてトラック専用モデルの開発に参加できる「XXプログラム」だ。マクラーレンは前者を手がける気はないようだが、後者についてはその実現を目指しているらしい。

P1のトラックバージョンは、フェラーリが「FXX」や「599FXX」の後継として開発中の「ラ フェラーリXX」と同じくサーキット専用車で、同社の広報担当ウェイン・ブルース氏によると「最高出力、最大トルクともにロードバージョンを上回り、よりエアロダイナミクスを向上させたスタイリングとシンプルなインテリアを持つモデルになるだろう」とのこと。ロードバージョンは最高出力916ps、最大トルク91.8kgmなので、これを更に上回るとなれば超ハイパフォーマンスカーが誕生することになる。しかも、話はこれで終わらない。P1トラックバージョンのオーナーになると、マクラーレンがサーキットで開催するイベントに参加することができ、マン・トゥ・マンでドライビング・レッスンも受けられるという。ただし、フェラーリのXXプログラムのように、テストドライバーとしての体験ができるかどうかは不明だ。

そもそもはP1のオーナーから出たリクエストであるというP1トラックバージョンは、375台のロードバージョンが全て生産完了した後に製造開始を予定しているという。なお、購入はロードバージョンのオーナーに限定されているため、同社は「生産台数は現時点では確定できないが、2桁の低いところ」と予想しているそうだ。

By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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