【レポート】オランダで開発中の暗闇で車線が光る「未来の高速道路」、導入は困難?
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以前、オランダの建設会社Heijmansとデザイン会社が共同で発表した"未来の高速道路"「スマート・ハイウェイ」計画についてお伝えしたのを覚えているだろうか? Dutch Design Awards 2012で「Best Future Concept」を受賞した「スマート・ハイウェイ」は、暗闇で光る車線「Glow-in-the-Dark Road」を始めとした様々なアイデアが盛り込まれている。実用化に向け、「Glow-in-the-Dark Road」の開発は順調に進んでいると思われていたが、実証実験を通じて技術的問題が明らかになってきたようだ。

このGlow-in-the-Dark Roadは、特殊な蓄光ペイントで車線を描き、日中の紫外線を吸収して夜間になると発光するというもの。街灯に代わりに導入すれば、特に地方の幹線道路などで電気が節約になる、というはずだった。しかし現実の道路で実際に実験してみると、状況によって光の明るさが一定ではなく、とくに激しい雨が振っているときには十分な明るさが得られないということが分かった。

だが、Heijmans社はこれで諦めたわけではないようだ。AOLのガジェット情報サイト『Engadget』によると、同社はこれらの問題を考察し、今年の夏から「Glowing Lines 2.0」と題したさらなる試験を行う予定であるという。なお、当面はドライバーが混乱しないように、光る車線は消されるそうだ。

「スマート・ハイウェイ」計画では、「Glow-in-the-Dark Road」以外にも新技術がいくつか提案されている。モーションセンサーが車を認識すると点灯する「Interactive Light」は、車が近づいた時にのみ点灯するので、電気の節約につながる。道路用ペイントの「Dynamic Paint」は、気温の変化によって色が変化することで、凍結などの危険な状態をドライバーに警告する。さらに電気自動車用レーンの「Induction Priority Lane」では、走行しながらワイヤレスでバッテリーの充電が可能になる。

技術的問題が判明した「Glow-in-the-Dark Road」だが、新技術の開発に失敗はつきもの。問題点をクリアしていくことができれば、他の新技術も着々と軌道に乗るのではないだろうか。今後の朗報に期待しよう。

By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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