【ビデオ】女性ドライバー、シモーナ・デ・シルヴェストロ選手が初のF1テスト走行!
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F1の歴史を振り返ると、女性のレーシングドライバーは数えるほどしかいない。最も古くは1950年代後期に、マリア・テレーザ・デ・フェリッピス選手がいくつかのグランプリに参戦しており、また、レラ・ロンバルディ選手は女性で唯一、チャンピオンシップのポイントを獲得している(ただし、そのポイントは事故により途中で中止となった1975年スペインGPで6位入賞時に獲得したわずか0.5ポイント)。ディヴィナ・ガリカ選手、デジレ・ウィルソン選手、そしてジョヴァンナ・アマティ選手の3人はF1決勝進出を目指したが、出場の権利を得られなかった。このように、これまで女性の活躍は決して多くはなかったが、近年はいくつかのチームが女性のテストドライバーを採用している。

テストドライバーは、レーシングドライバーになるための登竜門ともいえるだろう。過去には、2002年にサラ・フィッシャー選手がマクラーレンの、2005年にキャサリン・レッグ選手がミナルディのテストドライバーになっている。また、2012年にはスージー・ヴォルフ選手がウィリアムズに採用され、故マリーア・デ・ヴィロタ選手はマルシャに採用された(彼女は事故に遭い、のちに死去)。そして今回ご紹介するのがスイス出身のシモーナ・デ・シルヴェストロ選手だ。

シモーナ選手にはインディカーのドライバーという実績があり、下位カテゴリーのアトランティック・チャンピオンシップでは5つのレースに勝利。昨年、ヒューストンで行われたインディカーレースでは初めて表彰台に上がり、今年からはザウバーの「アフィリエイト・ドライバー」として契約。来シーズンのF1デビューを目指し、着々と準備を進めている。

そんな彼女は4月末、フェラーリの本拠地マラネッロ近くにあるテストトラック、フィオラノ・サーキットに滞在し、2012年型ザウバーC31フェラーリのテストを行っている。このマシンにはピレリの特殊なタイヤが装着されており、KERS(運動エネルギー回生システム)は搭載されていない。シモーナ選手を支援する「ニュークリア・クリーン・エア・エナジー」の再生可能エネルギーを想起させるカラーリングで塗り替えられていたことを考えると、これはなんだか皮肉めいている。とはいえ、彼女にとっては難易度の高いトラックで最新のF1マシンをテストするいいチャンスだ。

シモーナ選手は初日の感想について、「幸せな一日だった。今日はタイヤの特性を理解し、最高のパフォーマンスを引き出すことだけを考えていた。おかげでこのマシンの動きをより深く知ることができた」と語った。一周3キロのサーキットを112周走り終えた後にもかかわらず、「明日もまたこのマシンに乗るのが楽しみ。とにかくF1マシンの運転が楽しくて仕方ない」と声を弾ませていた。

それでは、期待の女性レーシングドライバーの華麗な走りをビデオでご覧いただこう。



By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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