ミハエル・シューマッハ、「覚醒している瞬間がある」とマネージャーが発表
2013年12月のスキー事故で重傷を負った元F1世界チャンピオンのミハエル・シューマッハだが、彼の個人マネージャーであるザビーネ・ケーム氏が4月4日に語ったところによると「意識を取り戻し、覚醒している瞬間がある」という。

2013年末、フランスで家族や友人達とスキーを楽しんでいる最中に転倒し、頭部に重傷を負ったミハエル・シューマッハは、運び込まれたグルノーブル大学病院で現在も治療を続けている。脳の損傷を抑えるため、人工的な昏睡状態に置かれていたが、事故から約1ヶ月後の2014年1月末より「医師団は彼を徐々に覚醒状態に向かわせる治療を始めた」と報道されてきた

ケーム氏によると現在「ミハエルは回復へ向かって進展しつつあります。意識があり覚醒状態にある瞬間を見せることがあります」とのこと。さらに「彼が長く厳しい闘いを続けている間、私たちはグルノーブル大学病院の医師団と共に付き添っています。依然として私たちは彼がよくなると確信しています」と語っている。



先日、ミハエルの妻、コリーナがスイスの自宅に治療設備を整えているという報道があったが、ケーム氏はこれを否定した。家族に近い友人の話によると「ミハエルは今後、病院の治療室からリハビリテーション・クリニックに移されることになるだろうが、しかし今の段階ではまだそれはない」とのことだ。

どうやら、あちらで報道された「治療施設」とは、要するに遷延性意識障害(いわゆる植物人間状態)となったシューマッハを自宅に連れ帰るというものだったらしく、「私たちは彼が回復すると信じています。自宅にそんな設備を用意するというのは、その希望がないという意味を含みますよね。どうしてそんなことをコリーナがする必要があるのでしょう?」とその友人は語ったと『Mirror』は伝えている。

また、『ABC NEWS』によれば、ケーム氏は「彼の家族はこの件について詳細を明らかにするつもりはありません。ミハエルと家族のプライバシーは守られなければなりませんし、医師団の治療を邪魔することにもなりますから」と語ったという。



ミハエル・シューマッハがまだ20代前半のとき、F1にデビューしていきなり頭角を現した頃から、そして大きな事故も何度か経験しながら、もはや誰も抜くことはできないと思われていたファンジオの記録をあっさりと(そう見えた)塗り替えて7度もの世界チャンピオンに輝いた経歴をリアルタイムで見てきた我々にとって、すでに「覚醒」を始めた彼の意識がこのまま暗闇の彼方に引きずり込まれるとはどうしても思えない。再び、例の自信に満ちた目で、意志の強そうな顎を傾けるように微笑む姿を見せてくれると信じている(上の写真は筆者が1993年イタリアGPで観客席から撮影したもの。F1フル参戦2年目、コースアウトした後でもファンの求めに応じてサインし、フェンスのこちらにいる観客にあっけらかんと手を振る若き日のシューマッハ)。


By Hirokazu Kusakabe

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