【レポート】日本人観光客が米ユタ州でカーチェイス! 危うく射殺される事態に
米ユタ州で旅行中の日本人家族が、はからずも一大カーチェイスを巻き起こしてしまったというニュースをお伝えしよう。

そもそもの発端は現地時間2月22日の深夜1時、ユタとアリゾナの州境近くで、時速60㎞でふらふらと走るクルマを警察が発見したことから始まる。酔っ払い運転を疑ったユタ州警察はこのクルマを追跡し、路肩に停止させようとした。ところが、当のドライバーは停止するどころか、レーンを変えながら、時速120㎞に加速したり、60㎞台で走ったりと不安定な走行を続けた。前方にはすでにこのクルマを停めようとパトカーが待機。結果として合計3台ものパトカーが追跡し、ハイウェイを封鎖という騒ぎにもなった。

このクルマは追跡から11㎞走ったところで警察が用意していたスパイクストリップを踏んで、ようやく停止。すると、中から出てきたのは酔っぱらいではなく何と40代の日本人女性。「彼女は前に行ったり後ろに行ったり回ってみたり。こちらの言っている動作の指示が全然分からなかったようだ」と、ユタ州ハイウェイパトロールのDUI(飲酒および麻薬の影響下の運転)取締部隊の指揮官、ブラッド・ホーン警部補は『ワシントンポスト』紙に語っている。車内にはおびえた様子の女性の夫と7歳の息子もいたという。

家族全員が英語を解さないため、日本語を話す警官を見つけて、ようやく女性が米の交通法規について全く理解していなかったことが判明。パトカーのライトを見た時、女性はとっさに「ここから離れなければ」と思ったという。結果的に負傷者も出ず、タイヤのパンクだけで済んだのは幸いだった。ちなみに一家は、ユタ州のブライスキャニオン国立公園に行く途中だったという。警察はこの件は不問に付すということで一件落着した。

それにしても下手をすれば射殺されかねなかったこのチェイス。米国では、パトカーからサイレンを鳴らされたらすぐに停止、を肝に銘じよう。

By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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