【フォト&ビデオ】シトロエンから'眉毛'が凛々しいスモールカー、新型「C1」登場!
シトロエンは、そのラインアップで最小サイズのコンパクトカー「C1」をモデルチェンジし、3月4日に開幕するジュネーブ・モーターショーでお披露目すると発表した。

シトロエン C1は、同PSAグループのプジョーが販売する「107」(今回のモデルチェンジで「108」に)や、トヨタの日本未発売スモールカー「アイゴ」と、ボディ・パネルを除くほとんどのコンポーネントを共有する兄弟車。3車は日欧共同で開発され、チェコにあるPSAとトヨタの合弁会社で一緒に製造されている。



低コスト・低価格を実現するため、装備が簡略化され(過ぎ)ていた初代に対し、その発売から9年も経ってようやく登場した2代目は、上のクラス並みにかなり充実。オート・エアコンをはじめ、キーレス・エントリー&エンジン・スタート・システム、リアビュー・カメラ、シート・ヒーターなどが用意されていることに加え、「タッチ・ドライブ・インターフェイス」と呼ばれる7インチ・タッチスクリーンも搭載。これはオーディオやビデオ・プレーヤー、オンボード・コンピューターを操作をしたり、リアビュー・カメラの映像が映し出されるだけでなく、「ミラー・スクリーン」テクノロジーによってUSBポートに接続したスマートフォンの画面をミラーリング表示し、電話やナビゲーション、音楽再生、ウェブ・ラジオなど、運転中に便利なアプリが車載モニタ上でそのまま使えるという。お持ちのスマートフォンに専用アプリをインストールすることで、データが変換されてクルマ側に送られるという仕組みらしい。

さらに、800mm × 760mmという大きな電動開閉式ソフトトップをルーフに備えた「エアスケープ」という名前のオープントップ・バージョンを設定。通常、この手の装備は2または3ドア・モデルにのみ設定されることが多いが、C1では5ドア・モデルでもこの仕様が選べる。



エクステリアは、シトロエンによれば「ダイナミックなラインと、フロント・エンドの目線」が特徴であるいう。つまり、丸い瞳の上に眉毛が付いたようなヘッドライトは、"狙った"ものらしい。となると、「ダブル・シェブロン」マークが鼻のように見えるフロント・グリルと、笑った口元を思わせるフロント・バンパーも、すべて意図的にデザインされたものだろう。「ウナギイヌ」に似ていると言われた初代よりはハンサムになっただろうか...? ボディ・カラーは全8色が用意され、オプションでルーフとドアミラーのカラーを塗り分ける「ビ・トーン」を選択すれば、個性的なコーディネーションを楽しむこともできる。エアスケープのソフトトップも、赤・黒・グレーの3色が用意されている。

ボディ・サイズは全長3,460mm × 全幅1,620mm × 全高1,45mmと、先代とほとんど変わらず。にもかかわらず、荷室容量は増えて196リッターとなっている。後部座席を倒せば780リッターにまで拡大できる。このサイズに大人4人が乗れ、最小回転半径4.8mという取り回しの良さは、「シティ・カーとして最適」とシトロエンは言う。日本の軽自動車に比べると、60mm長く、120mm幅広い。車両重量は840kgと発表されている。

先代モデルより「快適性とハンドリングが向上している」というサスペンションには、新しいスプリングとショックアブソーバー、より径が大きくなったアンチロールバーを採用。リア・アクスルは先代より4kgほど軽量化されたという。



フロントに搭載されるエンジンは2種類。1.0リッター直列3気筒「e-VTi 68 エアドリーム」は5速マニュアル・トランスミッションと組み合わされ、スペシャル・エアロダイナミクス・パックとスタート&ストップ機構を装備する、いわば'燃費スペシャル'。基本を同じくする「VTi 68 」エンジンには、クリープ機能付き2ペダル5速「ETG(エフィシェント・トロニック・ギアボックス)」が組み合わされる。このエンジンはパートナーのトヨタが供給するダイハツ製「KR」型と思われる。そしてもう1つは、PSAがフランスで生産する1.2リッター直列3気筒「VTi 82 ピュアテック」。日本で販売中の「C3」やプジョーの「208」にも搭載されているPSA自慢の最新ユニットだ。いずれのエンジンも、数字は最高出力を表す。ディーゼルの設定は(少なくとも発売当初には)ないようだ。

初公開となるジュネーブ・モーターショーでは、プジョーとトヨタのバッジを付けた兄弟たちも一緒にお披露目される予定。このサイズでこの装備なら、新型は日本でも売れると思うのだが...。特にC3や208より200kg近く軽いボディに、同じピュアテックを搭載するモデルはなかなか魅力的。かつてのスモールカー「AX」の再来を予感させる。C3より安い価格(100万円台)で導入されるよう、プジョー シトロエン ジャポンの英断に期待したい。


By Hirokazu Kusakabe



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