【レポート】BMWが2年以内にカーボンファイバー製ホイールを実用化
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BMWは2月20日、ドイツ・ミュンヘンにおいてメディア向けに開催した「イノベーション・デイズ 2014」において、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)製ホイール(カーボン製ホイール)の実用化を発表した。

今回発表されたホイールなどの製品は、同社の電気自動車「BMW i」ブランド向けに開発されたもの。従来の鍛造アルミ製ホイールに比べると、総カーボン製のホイールは35パーセント、カーボン製リムとアルミ製スポークのホイールは25パーセント軽量化されており、装着すれば、かなりのバネ下重量の軽減が期待できる。また、カーボン製のステアリング・ホイールやプロペラシャフトの開発も進んでおり、プロペラシャフトについては、発表されたばかりの新型「M3」と「M4」に採用されている。さらに、同社はCFRPの再利用にも取り組んでいくようだ。「i3」「i8」の製造過程で生じた廃CFRPを再生し、従来はアルミやマグネシウムを使用していたシートフレームやスペアタイヤ部分に使用していくという。

同イベントでは、このホイールはまだ現実的な製品化の段階にはなく、EUの承認も下りていないという状態だったが、英の自動車メディア『Auto EXPRESS』は、今後2年以内に発売されるだろうと伝えている。

これまでもホイールの素材に関しては様々な開発が行われてきた。1972年には、シトロエンの親会社であるミシュランが開発したファイバーグラスと樹脂製の新素材のホイールが初めてラリー競技用「SM」に装着された。2008年には、日本のウェッズスポーツが総カーボン製ホイールのプロトタイプを開発。翌2009年には、オーストラリアの研究開発(R&D)を行う会社Carbon Revolution社が総カーボン製ホイール「CR-9」を発表し、このホイールはシェルビー・スーパーカーズの「アルティメットエアロ」に採用された。現在このホイールは、1セット1万5000ドル(約150万円)で販売されている。

今回のBMWの発表が実現すれば、BMWは自社製のカーボンホイールを装着したモデルを世界で初めて販売する自動車メーカーとなる。詳細は、プレスリリース(英語)をどうぞ。

By Jonathon Ramsey
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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