BMWジャパン、高性能スポーツ・モデル「M3セダン」と「M4クーペ」の受注を開始!
BMWジャパンは、「3シリーズ・セダン」および「4シリーズ・クーペ」をベースに、BMW M社が開発した高性能スポーツ・モデル「M3セダン」と「M4クーペ」の注文受付を2月19日より開始すると発表した。

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2013年12月に同時発表されたM3セダンおよびM4クーペは、それぞれ現行型3シリーズ・セダンと4シリーズ・クーペをベースに、BMWの高性能車を手掛けるBMW M社が開発したスポーツ・モデル。ベース車からの変更点は内外装から足回り、パワートレインまで多岐にわたる。

フロントに搭載されるエンジンは、先代「M3」の自然吸気V型8気筒に替わり、伝統の直列6気筒が、ツインターボチャージャーを装備して復活。高精度ダイレクト・インジェクションやダブルVANOS、バルブトロニックといったBMWお馴染みの技術が採用されこの「Mツインパワー・ターボ」エンジンは、排気量2,979ccから最高出力431ps/5,500-7,300rpmと最大トルク56.1kgm/1,850-5,500rpmを発生。BMWによれば「自然吸気エンジンのような官能的な吹け上がりと、ターボ・テクノロジーによる圧倒的なパワーを両立」するという。先代M3と比べるとレヴリミットは僅かに下がったが、40%以上も増した最大トルクがはるかに低い回転域から発生する。燃料消費率やCO2排出量は25%以上も改善され、約80kgほど軽くなったという(ヨーロッパ仕様の先代M3クーペとM4クーペを比較した場合:装備差違調整後の数値)車体を、0-100km/hまで4.1秒で加速させる。先代M3クーペの7速M DCTより0.5秒も速い。




トランスミッションは7速ダブルクラッチ式「M DCT Drivelogic」に加え、M4クーペにはシフト・ダウン時に自動でスロットルをブリッピングする機能が付いた6速マニュアル・トランスミッションも用意。カーボンファイバー強化樹脂(CFRP)製のプロペラシャフトを介して後輪を駆動する。電子制御式多板クラッチにより左右駆動輪(後輪)間のロッキング・ファクターを0-100%まで自在に調整する「アクティブMディファレンシャル」が標準装備される。

ダブル・ジョイント・スプリング・ストラット式フロント・サスペンションと5リンク式リア・サスペンションは、各部にアルミニウム製パーツを採用することで前5kg、後3kgほど軽量化されたという。18インチの鍛造「Mライト・アロイ・ホイール」に装着されるタイヤは、前255/40ZR18・後275/40ZR18。ブレーキは従来モデルより軽量化された標準の「Mコンパウンド・ブレーキ・システム」のほか、より高い耐フェード性および耐摩耗性を持ち合わせる「Mカーボン・セラミック・ブレーキ・システム」もオプションで装備可能。電動パワー・ステアリングを採用する「Mサーボトロニック」は、走行状況やドライバーの好みによってアシスト量を「COMFORT」「SPORT」「SPORT+」の3段階に変更できる。



べース・モデルに比べ迫力を増したエクステリアは、アルミ製のボンネットにインタークーラーの取付スペースを確保するためのパワー・ドームが盛り上がり、LEDヘッドライトとブラック・ペイントされたキドニー・グリルの下には、エンジンとブレーキに大量の冷却気を送るため、3つの大型のエア・インテークが開けられている。M4クーペには内部構造材にCFRPを採用したリア・スポイラー一体型のトランクリッドを採用。M3セダンの方はガーニー・タイプのリア・スポイラーを装着する。ダクトの開けられたリア・バンパー下部にはディフューザーと、その両側にハイグロス仕上げの「Mデュアル・ツイン・エキゾースト・テールパイプ」が見える。さらに両車ともCFRP製ルーフを採用することで、軽量化と低重心化が図られている。




前席に「Mスポーツ・シート」を装備するコクピットには、「BMWヘッドアップ・ディスプレイ」を標準装備。車速やナビゲーション・システムの矢印、オーディオの曲名などが表示されるだけでなく、エンジン回転数や最適なシフト・タイミング等の情報をフルカラーで表示するMモデル専用「Mビュー・モード」が備わる。内装は高品質な牛革をふんだんに用いた「エクステンド・レザー・メリノ・インテリア」を採用。その他、Mモデルらしい機能としては、スマートフォンにBMWが提供する「BMW Mラップタイマー」というアプリをインストールしてUSBポートに接続すると、走行時の車速や前後および横方向の加速度、エンジン回転数から、使用したギア・ポジション、ステアリング・アングルにアクセル・ペダルの位置まで記録され、走行後にドライバーが自身の走りを検証することができるというものがある。



価格は8%の消費税込みで、M3セダン(7速M DCTのみ)が1,104万円。M4クーペは6速MTが1,075万円、7速M DCTが1,126万円となっている。日本仕様は全車右ハンドルとなるが、6速MTのM4クーペのみ左も選べる。納車は2014年7月から開始される予定だ。

直列6気筒の復活は喜ばしくとも、ターボ過給の採用に関しては乗ってみないと分からない、というのが多くのMファンの心境ではないだろうか。とはいえ、コンパクトBMW最初の高性能モデルが「2002ターボ」であると思えば、ターボもまた「復活」と取れなくもない。実車の上陸はまだしばらく先なので、今はまずギャラリーにご用意した画像と公式ビデオをお楽しみいただきたい。


BMWジャパン 公式サイト


By Hirokazu Kusakabe



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