【大阪オートメッセ2014】アパレルデザイナーがデザインした斬新なスポーツクーペ登場!!
アパレルやジュエリーなどのデザインとその製作を手がける"K.R.Cジャパン"は、2月14~16日にインテックス大阪で開催された"大阪オートメッセ2014"に3台のコンセプトカーを出展した。自動車を手がけるデザイナーとは一味違う斬新なデザインが多くの人の目を釘付けにしていた。
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まず、「KRC RX-7 閃(HIRAMEKI)」と呼ばれる第1号機から紹介しよう。このモデルはFD3S型マツダRX-7」のRZグレードをベースにカスタマイズされた車両だ。

そのデザインに対しての評価は高く、"大阪オートメッセ2012"において、初出展で見事総合グランプリを受賞し、翌年2013には、2号機の「絶影」とともにダブルアワードも獲得している。


今回出展された車両は、同社オリジナルエアロ"FIRST IMPACT"をベースにしたワンオフボディキットに改良が加えられ、デザイン先行だった初期のフォルムからより一層の実用性を持った仕様に変更されている。

レースカーとして作られた同車は、スペックにおいても初期バージョンよりも大幅に変更された。周回走行やドラッグへの汎用も考慮し、タービンはHKS TO4Zをシングルで、冷却系はVマウントに換装のVプロ制御となっている。さらにNOSも導入したサイドポート仕様で噴射最大時は570psを叩き出す。

どのジャンルからも少し外れたその独創的なスタイルを同社は"ネオスパルタン"と称しそれを具現化したのがこのフラッグカー1号機だ。


続いて、比較的原型をとどめているのが第2号機の「KRC RX-7 絶影(ZETSUEI)」と呼ばれるモデルだ。このモデルはFD3S型マツダRX-7」のType-Rグレードをベースとしてカスタマイズした車両だ。

1号機「閃」同様、デザイン性を優先して製作された2号機の「絶影」は、"demoniac"をコンセプトに開発され、その有機的な姿が特徴だ。

同社はデザイン会社ではあるが、ドラッグ仕様をメインに周回走行も考慮し製作したコンセプトカーに取り組み、エンジンはサイドポート、ラインロックも装備し、タービンはHKSのT51Rkai、制御系はパワーFCを採用。その馬力なんと550ps前後にまで及ぶ。

なお、ホイールは、SSRのプロフェッサーSP-1、リアタイヤは335/35ZR17が装着されている。フェンダーがないようなデザインは、意外と無骨で新しい感じがする。


また、サイドミラーを廃止することで、「絶影」の悪魔的外観をより演出。モニターシステムが導入され、近未来のコンセプトカーと、サーキットスペックのスポーツカーが融合された"ネオスパルタン"スタイルを実現している。


"東京オートサロン2014"にも登場した、この「KRC RX-7 帝」は、同社が2011年にスタートしたFIRST IMPACT計画により開発されたKRCの3号機だ。

1号機「閃」、2号機「絶影」とは違い、「帝」は公道走行を視野に入れ、より現実性を持たせたデザインコンセプトで製作された。

この尖ったデザインは、斬新でかっこいいが、このままでは保安基準に通らないのでは?との筆者の質問に対しては、基本的には大丈夫だが、検査官の指摘があった場合はその部分を丸めていくなど柔軟に対応していくとのことだ。


前車2台と比べると外観は比較的シンプルな印象だが、そのスペックはタービンにTRUSTのT-88を採用するなどチューニングにも力が入っており、最大700psを叩き出すモンスターマシーンに仕立てられている。

足回りにはTEINのスーパーレーシングを採用し、ブレーキはブレンボのビッグキャリパーが装備される。295/35ZR18のタイヤを覆うワイドボディ、そしてそれらをマネジメントするTRUSTのVi-PECから成るレーシングスペックはそのこだわりを具現化している。まさに、「帝」のコンセプトである"imperial"が示す通り、同社の最上級ネオスパルタンな仕上りを実現しているのだ。

アパレルデザイナーが作り上げるカーデザインというと、その素材感からなんとなく柔らかいデザインに仕上がるのかと思っていたが、ここまで尖ったデザインに仕上がるという点は非常に面白い。公道を走れるモデルで、どこまでこの個性を生かすことが出来るか注目して行きたい。

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