フォルクスワーゲンの最高に
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2014年ソチ冬季オリンピックの自動車部門公式パートナーを務めるフォルクスワーゲン(VW)グループは、3000台を超えるフォルクスワーゲンアウディ、そしてシュコダの車両を大会に提供しているが、その中でも一際目を引くのが極寒地仕様の「アマロック」だ。

この車両が開発されたのは今から1年前。3台のアマロックと9人のクルーで、モスクワからカムチャッカ半島のペトロパブロフスク・カムチャツキーまで9942マイル(約1万6000キロ)の道のりを遠征するというオリンピックの宣伝イベントで使われた。

極寒地仕様のアマロックに施された主な変更点は次の通りだ。前後のサスペンションには、ストロークの長い頑丈なショックアブソーバーを採用。また、巨大なブロックタイヤをあてがうことにより、極寒の雪原に対するグリップ力が強化されている。そして室内には、安全性の確保のため専用ロールケージと、チームが道に迷わないように特別製のナビゲーションシステムが追加されている。その一方で、ボディ自体に大きな変更はなく、タイヤを組み入れるためフェンダーがカットされたのみだ。また目的はスピードではなく信頼性の向上ということもあり、エンジンもほぼノーマルの2リッターディーゼルターボエンジンがそのまま積まれている。

クルーたちはこの車で66日間におよぶ旅をし、最後の難所、氷河に覆われたスレジンヌイ山脈を越えて、見事ゴールの町にたどり着いた。この記録は1国内におけるオフロード最長遠征距離としてギネスの公式記録に認定されたという。

ちなみにオリンピックに合わせて、ノーマルバージョンのアマロックにクロームトリムが施され、18インチホイールとナビゲーションシステムが追加されたソチ特別エディション(右上写真)がロシア国内で販売されるということだが、筆者の希望としては、この最高にカッコいい極寒地仕様のアマロックもぜひ販売してもらいたいところだ。

By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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