【北米国際自動車ショー2014】現地取材したAutoblog編集者が選んだ「魅力的なクルマ」ベスト5!
現在、米デトロイトで開催中の北米国際自動車ショー2014。その会場を隅々まで取材したAutoblog編集者(USチーム)が、同ショーでデビューした車の中から、なんの縛りもなく純粋に魅かれた車のトップ5を選んでみた。

第5位 アウディ 「オールロード シューティングブレーク」コンセプト


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この「オールロード シューティングブレーク」がそのまま市販化されるとは、残念ながら考えにくい。しかし、その基本デザインは次期型「TT」に受け継がれるだろう。リアハッチはもっと一般的な形状となり、車高は下げられるだろうが、そこには今後のアウディ・デザインの方向性が見て取れる。

最高出力480馬力・最大トルク66kgmを発生する内燃エンジンと2個のモーターを組み合わせたハイブリッドがそのまま次期TTに採用されることは期待できないが、何らかのハイブリッド・パワートレインが用意される可能性は高い。同社のインフォテインメントシステム「MMI」を組み込んだ12.3インチ大型LCD画面を持つ「ヴァーチャル・コックピット」テクノロジーが市販車に搭載されるのが待ち遠しい。


第4位 トヨタ「FT-1」コンセプト


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トヨタの豊田章男社長は、エモーショナルでファン・トゥ・ドライブなクルマ造りを優先したいと語っており、この「FT-1」コンセプトはそんなクルマになっているという。我々Autoblog編集部では、このクルマそれ自体よりも、それが示唆するものを思って興奮した。つまりFT-1は、2002年に4代目の生産が終了して以来、我々がずっと待ち望んできた「スープラ」の復活を仄めかしているのだ。

これがどこまで、どのように市販化されるかについて今は何とも言えないが、トヨタはBMW共同でスポーツカーを開発することになっているので、その魅力的なフロント・フードの下にはBMW製直列6気筒が収まるのではないだろうか。トヨタでは今のところ、この4人乗りのFT-1についてその開発動機などを明らかにしていないので、将来については想像するしかない...が、取り敢えずそのデジタル・バージョンならば「グランツーリスモ6」の中で乗ることができる。


第3位 2015年型フォード「F-150」コンセプト


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このフォード「F-150」は、「最も魅力的な」というより「最も勇敢な」クルマということで選ばせてもらった。この新しいフォードの稼ぎ頭は、「アトラス」コンセプトのデザインより保守的になってはいるが、アメリカン・ピックアップのみならず自動車業界全体の方向性を変える分岐点となることは疑う余地がない。アルミニウムの多用により700ポンド(約317キロ)の軽量化を実現したことは情勢を大きく変えるに十分だが、それだけでなくエンジンは2.7リッター「エコブースト」ツインターボV6にダウンサイズ。フルサイズ・ピックアップのトップグレードに積まれるエンジンが3.5リッターV6になるなんて、5年前には誰が予想できただろう?

F-150のように生産台数の多いモデルで使われるとなれば、アルミニウムの製造コストが下がると共に他の車種への採用も加速するだろう。言い換えればF-150は、フォード車に限らず今後作られる乗用車やトラックの軽量化を促す存在になるはず。もしそうならないとしても、F-150はアメリカで最も売れるクルマだから、他の車種より環境に与える影響は大きい。いずれにせよ、2015年型F-150は極めて良いトラックになりそうだ。

第2位 2015年型シボレー「コルベットZ06」


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昨年このショーで登場した「コルベット スティングレー」は、「ダブル・フラッグ」エンブレムを付けた最も完成度が高いスポーツカーとして、多くのファンを魅了した。今年はさらに切り札として2015年型「コルベット Z06」を発表。公道でもサーキットでも、もう他の追随を許さないように見える。「コルベットC7.R」 レースカーのアルミニウム製軽量フレームを採用した新しいZ06は、最高出力625hp・最大トルク87.7kgmを発揮するスーパーチャージャー付き6.2リッターV8エンジン「LT4」を搭載。そのパワーを前285/30ZR19・後335/25ZR20というタイヤで路面に伝える。圧倒的なパフォーマンスと堂々としたデザイン、そしてアメリカ発の世界に誇る最新・最高のスーパーカーということで第2位に選ばれた。試乗の機会が得られる日が待ち遠しい。


第1位 起亜「GT4スティンガー」コンセプト


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栄えある1位に輝いたのは、起亜「GT4 スティンガー」コンセプト。その素晴らしさは、見事なプロポーションや模範的なディテールだけでなく、写真には写らないところにある。全長約4318mmとコンパクトで、車両重量約1,360kgと軽量ながら、ターボチャージャー付き2.0リッター・エンジンは315hpを発揮する。

市販化される際、孔が開けられたAピラーや突飛なヘッドライト、凝ったインテリアがそのまま採用されることは期待できないが、ヒュンダイ「ジェネシス」より落ち着いて、スバル「BRZ」サイオン「FR-S」よりパワフルな後輪駆動のクーペとなる可能性は高い。

将来市販化されそうな軽量で手頃なスポーツカー。ということで、これを2014年北米国際自動車ショーにおける我々Autoblog編集者のイチオシとさせていただく。ちなみにそれぞれの獲得点数は以下の通り(1人持ち点25点、最高でも10点までしか入れられないというルールで投票した)。

起亜 GT4スティンガー:50点
シボレー コルベット Z06:46点
フォード F-150:45点
トヨタ FT-1:36点
アウディ オールロード シューティングブレーク:20点


By Autoblog staff
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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