総合ホビーショップ「ポストホビー」を運営する株式会社ホビージャパンは、ポストホビーのモデルカー・ブランド「MARK」第4弾として「1:18 TOYOTA 2000GT」を2月下旬に発売する。総生産台数僅か337台という希少性から「幻の名車」と言われる「トヨタ 2000GT」を、1/18スケールで精密に再現したレジン製モデルカーだ。

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「世界最高品質を目指し、日本人ならではの繊細さや再現性を追求する」というモデルカー・ブランド「MARK」は、これまで「ホンダ NSX Type-R」や「日産 GT-R」など、各メーカーのフラッグシップ車を1/18スケールでモデル化してきた。その2014年最初の製品として、Autoblog読者の間でも人気が高いジャパニーズ・クラシック「トヨタ 2000GT」が遂に登場する。

日本車初の高性能グランツーリスモであるトヨタ 2000GTは、1965年10月の第12回東京モーターショーで発表、1967年5月に238万円という価格で発売された。当時の大卒平均初任給が2万6,000円程度だったので、現在の貨幣価値に換算すれば約1,800万円。もっとも自動車保有台数自体が300万台程度と、今よりずっと少なかった(約20分の1)わけだから、人々にとっての価値は今思う価格以上のものであったに違いない。



「トヨタ」の名前は冠するけれど、よく知られているように開発はヤマハ発動機と共同で行われ、製造もヤマハの工場が請け負った。ロングノーズの下に収まる1,988cc直列6気筒エンジンは、トヨタの量産上級セダン「クラウン」用をベースにヤマハがDOHC化し、最高出力150psと最大トルク18.0kgmを発生する。発売前の1966年には台風に見舞われる中、国際スピード・トライアルに挑戦。連続78時間を平均速度206.18km/hで走り切り、3つの世界新記録と13の国際新記録を達成した。

当時の「クラウン」2台分、「カローラ」6台分に相当する高価格でありながら、ほとんど手作りと言われる生産コストにはまるで見合わず、発売から3年5ヶ月後の1970年10月に生産が終了。総生産台数は、輸出向けや競技用車両を含めて僅か337台と言われる。「幻の名車」と呼ばれる所以である。現在では国内はもとより海外でも人気が高く、2013年にはアメリカで開催されたオークションで、日本車史上最高額となる116万ドル(約1億2千万円)で落札されたほど。主催したRM オークションによれば、トヨタ 2000GTは「ランボルギーニ・ミウラやフェラーリ・デイトナと同等の価値がある」と認められている。



MARKでは、このトヨタ 2000GTの中でも、1967年5月から1969年7月に110台が製造されたいわゆる「前期型」の右ハンドル仕様をモデル化。ボディ・カラーも当時のラインアップと同じ「ペガサスホワイト」「ソーラーレッド」「サンダーシルバーメタリック」の3色を全て揃えている。トヨタの野崎喩氏がデザイン・スケッチを描き図面を引いたという美しいボディ・ラインは、最新のデジタル3Dスキャナーで正確に測定してレジン素材で再現。特にリアのフェンダーからボディの下側に回り込む豊かな曲面はダイキャストでは難しく、「レジンならではの表現力」で可能になったとか。フロント・ノーズをシャープに引き締める中央に入れられたキャラクター・ラインやテール・エンドの鋭角なエッジにも注目。フロント・グリル内のメッシュ、そして裏返せばボディのサイドがフロアパネルと接合するプレスの折れまでエッチング・パーツで再現され、さらにはバックボーン・フレームや前後ダブルウィッシュボーンの足回りなど、モデルカーでないと目にすることが極めて難しい部分も手抜きがない。鏡面のディスプレイ台に飾りたくなる。




ドアやボンネットは閉めた状態のパーティングラインの美しさを優先するため開閉しないが、サイド・ウインドウから覗けるインテリアは、ダッシュボードのウッド・パネルはもちろん、メーター類の周囲に付くクローム・トリムまで再現されている。ウッド・リムのステアリング・ホイールには裏側の凸凹加工まで見て取れる。

もちろんオリジナルの15インチ・マグネシウム製ホイールもリアルな仕上がり。ちなみにトヨタ 2000GTの1号車と2号車にはワイヤースポークのホイールが装着されていたが、横のフォースに耐えられなかったのでこのホイールが作られたという逸話がある。



実車の取材だけでなく、オーナーや当時の関係者からのコメントに基づいて製作されたという、このMARK製トヨタ 2000GTの価格は3万9,900円(消費税込み)。日本で監修・設計し、生産は中国で行うことによって、このサイズとクオリティでも比較的お求めやすい価格が実現できているそうだ。発売は2月下旬より、ポストホビー各店舗およびWEBショップのみの限定販売となる。ペガサスホワイトは100台、他の2色はそれぞれ50台の限定生産なので、お買い求めはお早めに。現在ポストホビーWEBショップでは予約を受付中。詳しい情報は以下のリンクから公式サイトでご確認いただきたい。

POST HOBBY-ポストホビーウェブサイト

MARK 1:18 TOYOTA 2000GT
(※画像は開発中試作品です。 商品の価格・仕様は予告なく変更になる場合があります)


By Hirokazu Kusakabe

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