フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、7代目「ゴルフ」をベースにしたステーションワゴンである新型「ゴルフ ヴァリアント」の日本導入を発表。2014年1月6日から全国の正規ディーラーで販売を開始する。

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7代目ゴルフ同様、フォルクスワーゲン最新の設計モジュール「MQB」採用する新型ゴルフ ヴァリアントは、先代モデルよりサイズが拡大しながらも大幅な軽量化を達成(日本仕様では装備の追加もあり、約40kgの重量減)。新世代「TSI」エンジンとブルーモーションテクノロジー(Start/Stopシステムとブレーキエネルギー回生システム)の採用もあり、1.4リッター・モデル同士の比較では23%も燃費が改善されたという。




ハッチバックのゴルフと比べると2,635mmのホイールベースはそのままで、全長が310mm延長されて4,575mmとなっている。それによってゴルフの380リッターを大きく上回る容量605リッターものラゲッジ・スペースを備えることが最大の特長だ。新たに採用された後席バックレストのロック解除機構で後部座席はより簡単に折り畳め、2人乗りの状態で天井までフルにキャビンを活用すれば、最大1,620リッターに荷室容量を増やすことが出来る。先代ゴルフ ヴァリアントと比べても125リッターも増加しているという。これはフォルクスワーゲンによれば「1クラス以上サイズの大きいステーションワゴンに匹敵もしくは上回る値」だそうだ。ちなみに全長が145mmも長いアウディの「A4 アバント」は、それぞれ490/1,430リッターに過ぎない。ラゲッジ・スペースには2段階の自動巻き取り機構を備えたトノカバーが標準装備される。全幅はハッチバックのゴルフと同じ1,800mm。全高はルーフレールが付くためか25mm高く、1,485mmとなっている。車両重量は日本仕様の同グレード同士で比較すると60kg増しとなる。



パワートレインはゴルフと共通。「TSI コンフォートライン」と「TSI ハイライン」の2タイプ用意されるグレードもゴルフ ハッチバックに準じており(「トレンドライン」の設定はない)、1.2リッター直列4気筒ターボ(最高出力105ps/4,500-5,500rpm・最大トルク17.8kgm/1,400-4,000rpm)がTSI コンフォートラインに、1.4リッター直列4気筒ターボ(最高出力140ps/4,500-6,000rpm・最大トルク25.5kgm/1,500-3,500rpm)はTSI ハイラインに搭載される。トランスミッションは全車7速DSGのみの設定。TSI ハイラインにはパドルシフトが標準で装備される(TSI コンフォートラインはオプションで装備可能)。



サスペンションも形式はハッチバックのゴルフと共通で、フロントがマクファーソンストラット、リアは1.2リッター・エンジンを積むTSI コンフォートラインがトーションビーム&トレーリングアーム、1.4リッターのTSI ハイラインでは4リンクとなる。タイヤのサイズもグレードによって異なり、それぞれ205/55R16または225/45R17を履く。電子制御ディファレンシャル「XDS」は全車標準装備。TSI ハイラインにはドライビングプロファイル機能が標準で備わり、さらに「DCC(アダプティブ・シャシー・コントロール)」もオプションで装着可能だ。



安全装備もゴルフに準じ、合計9つのエアバッグをはじめ、ミリ波レーダーを使った全速度追突回避・軽減ブレーキシステム「Front Assisi Plus」や、事故の際に自動的にブレーキが制動される「マルチコリジョンブレーキ」、ドライバー疲労検知システム等のほか、TSI ハイラインには「Lane Assist(レーンキープアシストシステム)」も標準で備わる。

TSI ハイラインでは他に「パークディスタンスコントロール」や「オプティカルパーキングシステム」、そして「ACC(アダプティブクルーズコントロール)」といった運転支援システムも標準装備となり、エアコンが2ゾーン・フルオート(運転席/助手席独立調整)式に、ヘッドライトもハロゲンからバイキセノンにグレードアップされる。

タッチスクリーン式インフォテインメント・システム「Composition Media」が搭載されたインテリアには、TSI コンフォートラインが名前の通りファブリック表皮のコンフォートシート、TSI ハイラインはアルカンターラ&ファブリックのスポーツシートを装備する。




価格は、TSI コンフォートラインがゴルフの同グレード(実は装備が異なるのだが)より僅か5,000円高いだけという269万5,000円。TSI ハイラインはハッチバックより23万5,000円高となる322万5,000円。Lane Assist、ACC、パドルシフトは「セーフティパッケージ」としてTSI コンフォートラインにも15万7,000円で装備可能。TSI ハイラインにはレザーシートパッケージ(26万2,500円)や電動パノラマスライディングルーフ(14万7,000円)、先述のDCCパッケージ(14万7,000円)がオプションとして用意されている(価格はいずれも消費税込み)。

ハッチバックからの「派生」ではなく、最初から「同時並行」で開発されていたという新型ゴルフ ヴァリアント。どうせならこちらを買っておこうかと考える方も多いかも知れないが、装備の差や全長・車両重量が増したことによる運転感覚の違いなど、ディーラーでじっくり確かめてから選ばれることをお勧めしたい。公式サイトは以下のリンクからどうぞ。

フォルクスワーゲン公式サイト:ゴルフ ヴァリアント


By Hirokazu Kusakabe

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