スズキ、軽ワゴンとSUVを融合させた新型軽乗用車「ハスラー」を発表!
スズキは12月24日、「軽ワゴンタイプの乗用車とSUVを融合させた」という"軽クロスオーバー"、「ハスラー」を発表。2014年1月8日から発売する。

Related Gallery:Suzuki Hustler


東京モーターショーで注目された軽クロスオーバー

2013年の東京モーターショーに出展され、多くの注目を集めていたハスラーは、「ワゴンR」と共通プラットフォームに大径タイヤと高めの車高を採用し、「広い室内空間とワンランク上のラフロード走破性を両立」させたというスズキの新型軽自動車。さらに4WD(4輪駆動)のCVT仕様車には、滑りやすい急な下り坂でブレーキ操作なしに一定の車速を維持する「ヒルディセントコントロール」や、滑りやすい路面における発進時にエンジントルクとブレーキを制御して、空転した車輪を抑えグリップしている車輪に駆動力を集中させる「グリップコントロール」という軽自動車初の機能を搭載。SUV風のカタチだけでなく、走行性能もそれに近いものを備えていることが特長だ。

幅広い価格帯と豊富な仕様・カラー

また、消費税別では100万円を切るエントリー・グレード「A」から(税込み104万8,950円)、装備が充実した「X」グレードのターボ・4WD・CVT・2トーンルーフ仕様が税込み160万円オーバーまで、5MT、CVT、自然吸気、ターボ、前輪駆動、4輪駆動と幅広いラインアップが揃う。カラー・バリエーションもルーフ色の違いを含めると11種類に及び、しかもボディ・カラーに合わせて内装やスチール・ホイールの色までいくつか用意するという力の入れようだ。



ターボはCVTのみ

フロントに搭載されるエンジンは、スズキの最新軽自動車用ユニット「R06A」型658cc直列3気筒DOHC。自然吸気版は最高出力52ps/6,000rpmと最大トルク6.4kgm/4,000rpm、ターボ付きならそれぞれ64ps/6,000rpmと9.7kgm/3,000rpmを発生する。「エネチャージ」をはじめとする次世代環境技術「スズキグリーンテクノロジー」の採用により、JC08モード燃費は最良で29.2km/L(ターボは26.8km/L)を記録したという。CVT車はターボも4WDも自動車取得税・重量税が100%免税。エネチャージが付かない5速MT車(自然吸気のみ)は最良で24.4km/Lに留まるが、75%減税の対象となる。

余裕ある最低地上高

車体サイズは、全長3,395mm × 全幅1,475mm × 全高1,665mm。同様のルーフアンテナを採用する「ワゴンRスティングレー」とほぼ同じだ。全高が5mm高いが、最低地上高は30mmも引き上げられ、180mmとなっている(4WD車は175mm)。なのに室内高は15mm低いだけ。スズキの方から聞いたお話によれば、これはルーフ内側のアールを工夫した成果だとか。

ショックアブソーバーの減衰力をチューニングすることで「安定感のあるハンドリングと、クロスオーバー車らしい重厚な乗り心地を確保」したという足回りには、165/60R15サイズの大径タイヤを装着。最小回転半径は4.6mと、15インチ・ホイールを履くワゴンRスティングレーと変わらない。軽自動車界ではその有無が度々話題になるフロントスタビライザーは、エンジン・駆動方式を問わず全車に装着されている。「A」グレードの2WD車を除き、前席シートヒーターやヒーテッドドアミラーが標準装備されていることも、このクルマが「雪国にお住まいのお客様からのリクエスト」に応えたという性格を物語る。




実用的な機能満載のインテリア

前席のシートバックを倒せばフルフラットにもなるなど、多彩なシート・アレンジが可能なインテリアは、スズキの軽自動車らしく、収納スペース、実用的なアイディアが豊富。インパネボックスのフタや助手席の背もたれは倒せば停車時にテーブルとして使える。ラゲッジフロアには「汚れを拭き取りやすい素材を採用」。荷室にも電源ソケットが用意されている。ただしこれらの装備はその多くが残念ながら「A」グレードには非採用なのでご注意を。

メーターに内蔵されているマルチインフォメーションディスプレイは平均燃費、タコメーターなどの情報以外にも、楽しいアニメーションが表示されるそうだ。ボディ・カラーに合わせて白またはオレンジが用意されるインパネには、塗装ではなく新開発の材料着色素材が採用されている。シート表皮はブラックのファブリックのみとなるが、こちらもボディ・カラーによってオレンジ、ブルー、ピンク、ホワイトのパイピングが入る(「A」グレードを除く)。

レーダーブレーキサポート(衝突被害軽減ブレーキ)、誤発進抑制機能、エマージェンシーストップシグナル、ESPといった先進安全技術は、「A」グレードを除くCVT車に標準で装備される。



アクセサリー類も豊富に用意

豊富に用意されたアクセサリー類は、カタログを見ているだけでも実に楽しい。東京モーターショーでクルマと一緒に展示されていたタープも、色は変更されたがちゃんと製品化されている。価格はリアゲート用のカーテンとセットで2万4,150円。Autoblog読者の方から聞かれた声によれば「コスプレイヤーさんにも便利」だそうだ。他にも室内ルーフ部に装着できるバーやネット、防水/レザー調など各種シートカバー、スズキスポーツのアルミ・ホイール、内外装に貼るためのデカール類、さらには2輪「ハスラー」の復刻版エンブレム、なんてものもある。スマートフォン連携ナビゲーションはメーカーオプションで7万3,500円(いずれも消費税込み)。

販売目標台数はワゴンRの3分の1にも満たない5,000台/月。東京モーターショーにおける反響を見ていると、もう少し人気が出そうな気もするが。グレード毎に異なる装備や価格など、詳しい情報は以下のリンクから公式サイトをどうぞ。

スズキ公式サイト:ハスラー

ついでに東京モーターショーでスズキの方にお訊きしたインタビュー記事も、合わせてお読みいただければ。

【東京モーターショー2013】スズキの新しい"軽クロスオーバー"、「ハスラー」は12月24日発売!


By Hirokazu Kusakabe

■関連フォトギャラリー
Related Gallery:Suzuki Hustler

Related Gallery:Suzuki Hustler : Tokyo Motor Show 2013

【PR】ハスラーの購入を考える前に!まずは現在お乗りのクルマの査定価格を調べてみよう!

Related Gallery:TokyoMotorShow2013 Suzuki 01

Related Gallery:TokyoMotorShow2013 Suzuki 02

Related Gallery:Suzuki Wagon R (2013.7.16)

Related Gallery:Suzuki Spacia

Related Gallery:2013 Suzuki ALTO ECO

Related Gallery:Suzuki Swift (2013.7.17)

Related Gallery:Motegi Super American Sunday Suzuki Mighty Boy

■人気フォトギャラリー
Related Gallery:Tokyomotorshow2013-companion-07

Related Gallery:Tokyomotorshow2013-companion-08

Related Gallery:Tokyomotorshow2013-companion-09