マクラーレンが、ワイパーに取って代わるハイテク技術の開発に取り組んでいるようだ。
この技術は、高周波の超音波発生装置を使ってフロントガラスに付いた水滴や汚れをはじき飛ばすというもので、ジェット機には似たような仕組みがすでに使われている。このシステムの最大のメリットは、ワイパーが不要となるため、車両重量の軽量化や、エアロダイナミクスの効率化につながる。

実に画期的なアイデアだが、マクラーレンが完成させたとしてもすぐに市販車に採用されるというわけではない。世界中の政府当局の承認を得なくてはならないのだが、フロントガラスのワイパーは車の安全性に深く関わる部分なので、そう簡単にはいかないだろう。モーターショーではサイドミラーの代わりにカメラを搭載するコンセプトカーが数多く出展されているのに、実際に市販されるときには空気抵抗が増えるのにも拘わらず、サイドミラーを装備しなければならないのと同じことだ。しかし、アウディがレースカー向けとしてデジタルリアビューミラーを開発したように、近い将来、ワイパーのない「MP4-12C GT3」がレーストラックを走ることになっても不思議ではない。

By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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