【東京モーターショー2013:日本のモノ作り】ニュル6分台の走りを支える曙ブレーキ!
前回のアイシン・エーアイ製トランスミッションに続いて、"日本のモノ作り"をご紹介する第2弾は、F1のブレーキも手掛ける曙ブレーキ工業のカーボン・セラミック・ディスク。マクラーレンのフラッグシップ・スーパーカー「P1」で採用されているものだそうだ。"ニュルブルクリンク6分台の走り"を支える日本製ブレーキである。

F1におけるパートナーシップが有名なこともあり、マクラーレンのブレーキといえば"AKEBONO"と思うが、実は「MP4-12C」には他社製のブレーキが標準装備されているという。「ただし、レース専用マシンのGT3は当社が手掛けましたけどね」と曙ブレーキ工業の方は仰る。つまりマクラーレンの中では、より高い性能を要求する場合、"他社"より曙ブレーキの方が信頼度が高い、ということが窺えるかも知れない。



そして今回、P1のために専用開発されたというブレーキは、レースカー用の技術を初めてロードカーに応用したという新しいカーボン・セラミック・ディスク。現在の高性能車にはそれほど珍しくないカーボン・セラミック・ブレーキだが、曙ブレーキ製のこれは従来のものに比べ「(ディスクとパッドの摩擦により発生する)熱エネルギーの吸収性が50%高い」とのこと。マクラーレンからのオーダーは「低温から高温まで、よく効くように」というものだったそうで、これまでのものより低い温度で作動すると同時に、150度も高い温度で使用できるという。

さらに摩擦面には、「地球上で最も硬い素材の1つ」であるという炭化ケイ素を含浸させているため、「より高い制動力を発揮するばかりでなく、表面を美しい鏡面仕上げにできた」そうだ。



アルミニウム製モノブロック・キャリパーやその内部に組み込まれているブレーキ・パッドも曙ブレーキ製。性能だけでなく、精度の高い仕上げとその輝きが見ているだけで美しいことも、ロン・デニス氏のお眼鏡に適う一因だったのではないだろうか。


By Hirokazu Kusakabe

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