【東京モーターショー2013】マツダの方に訊く「デミオ」「ロードスター」も魂動デザインに?
12月1日に閉幕した第43回東京モーターショーマツダのブースは残念ながら派手なコンセプトカーの類はなかったが、「ソウルレッド」で統一された「魂動(こどう)」デザインの市販モデルが勢揃い。自由に乗り込むことができるとあって、一般公開日には多くの来場者で賑わっていた。マツダの方に今後の展開と参考出品されていた「アクセラ」のCNG(圧縮天然ガス)仕様についてお話を伺って来た。

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前回の「雄(TAKERI)」のようなコンセプトカーは今回は見られませんでしたね。

「雄(TAKERI)は現在のマツダ車で採用が進んでいる「魂動」というデザイン・テーマを見せるコンセプトカーでした。また今後、次のデザインに進むときには新しいコンセプトカーをお見せできることになるとは思いますが、今回はちょうど発売日を迎えたアクセラを中心に、ソウルレッド(プレミアムメタリック)によって引き立てられた魂動デザインの市販車を見ていただこうと」

今後登場する「デミオ」や「ロードスター」も魂動デザインになるのですね。

「なります。ただ、ロードスターはそれ自体がブランドとして認知されており、特に欧州の方にはファンの方が大勢いらっしゃいます。ですからCX-5アテンザ、アクセラと採用して来た"ファミリー・フェイス"は、ロードスターではちょっと違ったものになります」

他のモデルと統一感を持たせることよりも、ロードスターらしさを優先させるというわけですか?

「そうですね」



このソウルレッドというボディ・カラーは、塗装に大変手間が掛かると聞いています。それなりの追加料金となることも仕方ないとは思いますが、デミオのような本体が低価格のモデルにも設定されるのでしょうか?

「魂動デザインを最も引き立てるカラーですから、デミオにも用意します。5万円高で」

次の新型車の発表は?

「2014年内に出します」

ロードスターとデミオ、どちらが先になりますか?

「それはまだ言えませんけど、現行モデルから順番を考えればお分かりになるかと思いますが(笑)」


現行モデルはロードスターが2005年発売。デミオは2007年。ということは2014年中に新型ロードスターがデビューすることはほぼ間違いないと思ってよさそうだ。



次にアクセラのイギリス仕様である右ハンドルの「マツダ3」をベースに製作されたCNG(圧縮天然ガス)対応車について、開発を担当された方にお話を伺った。

圧縮天然ガスのメリットとはどんなところでしょうか?

「まずCO2排出量が少ないこと。それから燃料費がガソリンより安いです」

逆に日本で販売する上での問題は、やっぱりインフラですか?

「ガス・スタンドの数が少ないですからね。実は宅配便のクルマやバスなどが利用しているスタンドが結構あるんですけど。あまり知られていませんが。それから通常のアクセラにプラスこの装備が上乗せされるので、車両価格がどうしても高くなってしまいます」

走行距離の多い人なら燃料費で取り戻せるかも知れません。

「そうですね、かなり多い人なら。価格や導入地域についてはまだ未定ですが。あとトランクにCNGタンクを積むので、荷室容量が犠牲になってしまいます」

今回のショーで展示しても反響はもう一つですか?

「うーん、まあそうですねぇ。海外から来たジャーナリストの中には、結構注目される方も多いんですけど」

天然ガスが手に入らないときには、普通にガソリンでも走れるんですよね?

「室内のセンター・コンソールに切り替えスイッチが装備されているので、手元で自由に切り替えられます」

開発はもう随分前から行われていたのですか?

「ええ。SKYACTIV-Gというエンジンは圧縮比が高いので、CNGと相性が良いはずだということで。これはアクセラの2.0リッターですが、2.0でやっておけば1.5にも2.5にも応用が利くので、これでまず開発しました。市販化する際、どのモデルをベースにするかということについては、現在検討中です」

ありがとうございました。期待しています。

「是非、もっと知っていただけるように広めてください(笑)」



走る歓びと高い環境性能を合わせ持ち、状況や気分に合わせて燃料を使い分けることができる、この「マツダ3 SKYACTIV-CNG コンセプト」。開発者の方によれば「本当は天然ガスを思わせるようなシルバーにしたかったけれど、(今回はソウルレッドで統一するということで)許してもらえなかった」そうだ。ハイブリッド車が人気の日本では発売が難しいかも知れないが、世界的に見ればクリーン・エネルギーとして注目されているCNG仕様車の普及は年々大きく伸びているという。ガソリン、ディーゼル、ハイブリッドに続く第4のパワートレインとして、この「バイフューエル」を積んだマツダ車がどこかの国の道を走り出す日は近い。

最後に東京モーターショーのマツダ・スタンドから、デザイナーやエンジニアが思いを伝える公式ビデオをご紹介しておこう。来場できなかった人も、黒を背景にソウルレッドが美しいマツダの展示ブースを是非ご覧いただきたい。


By Hirokazu Kusakabe (Facebook)

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