インディカーレーサーのダリオ・フランキッティが、引退を決意したことを発表した。

フランキッティは、先月行われたインディカーレース、グランプリ・オブ・ヒューストンで、佐藤琢磨のマシンと接触してフェンスに激突。フランキッティ自身に加え、観客も負傷する大事故となった。彼は、脳震盪と足首の骨折に加え、脊髄損傷と医師に診断され入院をしていた。

フランキッティは、所属のターゲット・チップ・ガナッシ・レーシングチームを通じて、「事故から1ヶ月が経ち、怪我の治療に尽力してくれた専門医チームの助言に基づいて、引退を決意した。専門医は、このままレースを続けることは、将来的な健康への影響も大きく、多大なリスクを伴うということをはっきりと示してくれた。これが最善の選択だということで、他に選択肢はなかった」とコメントしている。

フランキッティは、1997年からCART/チャンプカーシリーズに参戦し、10回優勝、表彰台には32回上がっている。2003年からはインディカーシリーズに参戦、インディカーシリーズチャンピオンに4度輝き、インディアナポリス500では3勝。インディカーレース通算31勝という、歴代8位タイの記録を残し、キャリアに幕を閉じることとなる。

同レーシングチームのオーナー、チップ・ガナッシは、「ダリオはモータースポーツ界の伝説であり、彼の引退はレースを愛するすべての人々にとって大変惜しまれるものだと思う。レーストラックの中だけにとどまらず、モータースポーツ界において、彼は計り知れない貢献をした」と語っている。

フランキッティとチップ・ガナッシ、そしてターゲットのグレッグ・スタインハフェル最高経営責任者(CEO)の詳しいコメントは、プレスリリース(英語)をご覧いただきたい。

By Brandon Turkus
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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