日産、13代目となる新型「スカイライン」を発表!
日産は「スカイライン」をフルモデルチェンジし、2014年2月末に発売すると発表した。全グレードがハイブリッドのみとなり、輸出用モデルと同じ「インフィニティ」のバッジがグリルに付く。

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インフィニティ Q50の兄弟車

歴史を遡れば日産と合併する以前のプリンス自動車工業が富士精密工業という社名だった時代の1957年に初代が発売され、その後も半世紀以上にわたってプリンス・日産と日本を代表する車種であり続けた「スカイライン」。「V35」型と呼ばれる11代目からは日産が海外向けに展開する高級車ブランド「インフィニティ」で販売されているモデルとバッジ違いの兄弟車となり、先代「V36」型では先にアメリカで「インフィニティ G35」として発表されてから日本国内でスカイラインとして発売されるに至った。今回フルモデルチェンジされた「V37」型も、2013年1月には既にデトロイト・オートショー「インフィニティ Q50」として発表。その中のハイブリッド・モデルだけが、インフィニティのバッジもそのまま、右ハンドル仕様に「SKYLINE」のロゴが付けられて、日本国内では新型スカイラインとして発売されることになる。キャッチコピーも「新生スカイライン上陸。」である("登場"ではなくて)。




3.5リッターV6+電気モーター

パワートレインには「フーガ ハイブリッド」と共通の1モーター2クラッチ式「インテリジェントデュアルクラッチコントロール」ハイブリッド・システムを採用。最高出力306ps・最大トルク35.7kgmを発揮する3.5リッターV型6気筒エンジンに、68ps・29.6kgmを発生してエンジンを後押しするだけでなくそれだけで走行も可能な電気モーターが組み合わされ、システム全体で364psに達するハイパワーと、JC08モード燃費18.4km/Lの低燃費を両立するという。マニュアルモード付き電子制御7速「ハイブリッド・トランスミッション」を介して後輪を駆動するモデルのほか、これに加えて「アテーサE-TS」と呼ばれる電子制御トルクスプリット4輪駆動システムを搭載する日産初のハイブリッド4WDモデルも用意される。



世界初の電子制御ステアリング機構

ステアリングには世界初となる「ダイレクトアダプティブステアリング」を採用。ドライバーが操作したステアリング・ホイールの動きは電子制御信号に置き換えられ、これを受けたアクチュエーターが前輪を操舵するというこのシステムにより、「低速域でも応答遅れのないシャープかつ滑らかで軽いハンドリングと、路面不整によるステアリング取られや進路乱れのない圧倒的な走行安定性」をもたらし、「不快な振動(キックバック)を伝えないため、快適な操舵フィーリング」が愉しめるそうだ。

足回りはフロントがダブルウィッシュボーン、リアがマルチリンクと形式は先代と同様だが、新開発されたリア・サスペンションには「アルミ材の多用による軽量化、リンクジオメトリーとブッシュ特性の最適化、ダンパーとスプリングの同軸化などのきめ細かなチューニング」が施されているという。



先代より低くワイドに

クラストップレベルのCd値0.26を達成したというボディのサイズは、全長4,790mm × 全幅1,820mm × 全高1,440mm。先代に比べ10mm長く、50mmも幅広く、10mm低くなった。着座位置も低くなったことから前席の頭上空間は逆に10mm拡大しているという。2,850mmのホイールベースは変わらないが、前席背面の形状が見直され、後部座席の足元は約20mm広くなっている。

世界初・日本初の先進安全技術を採用

充実した安全装備の中には、先行車だけでなく2台前を走る車両の車間・相対速度を新型ミリ波レーダーで検知する世界初の「PFCW(前方衝突予測警報)」や、後退時に接近する車両を検知して衝突のリスクを低減する日本初の「BCI(後退時衝突防止支援システム)」も(グレードによって)採用。さらに運転支援技術として、70km/h以上の高速走行時に車線(白線)に対する車両の向き(進路のズレ)をカメラが検知し、タイヤの角度とステアリングの操舵反力を微調整して直進性を高める「アクティブレーンコントロール」も世界で初めて採用されている。



グレードは3タイプ+旧型も併売

グレードはベーシックな「350GT HYBRID」から、前述の先進安全装備が標準で付く「350GT HYBRID Type P」、そして19インチ・ホイールやマグネシウム製パドルシフトなどスポーティな装備が充実した「350GT HYBRID Type SP」まで3タイプ。さらにそれぞれ4WDモデルが用意される。

価格は350GT HYBRIDの449万6,100円から350GT FOUR HYBRID Type SPの553万7,700円まで。なお、先代モデルV36型のスカイラインも2.5リッターV型6気筒搭載モデルのみ、価格改定(値下げ)の上、継続販売されるという。



日産 ギャラリーで展示イベントを開催

もういっそのこと、「日産 インフィニティ Q50」として販売すればいいのに、という気もするが、かといって「スカイライン GT」の名前が消えてしまうのは寂しい。だが、かつての骨っぽいスポーツ・セダンはもう(随分前から)どこにもないのだ。そんな懐古的で感傷的な声など易々と一蹴し、プレミアムでハイブリッドな国際派サルーンのスカイラインについて興味を抱かれた方は、文末のリンクから公式サイトをどうぞ。実車は神奈川県横浜市の日産 グローバル本社ギャラリーと、東京都中央区にある日産 銀座ギャラリーにて、本日11月12日から12月1日まで展示されているそうだ。日産ギャラリーのサイトでご確認の上、足を運ばれてみてはいかがだろうか。

日産:スカイライン [ SKYLINE ] セダン Webカタログ

日産ギャラリー:新型スカイライン誕生イベント開催


By Hirokazu Kusakabe (Facebook)

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