マツダは、11月5日から8日までアメリカ・ラスベガスで開催されたSEMAショーに、「マツダ3(日本名:アクセラ)」と「マツダ6(日本名:アテンザ)」をベースとした3台のカスタムカーを出展。北米マツダのデザイン・チームが手掛けた軽めながら元気の良いチューニングをご紹介しよう。

「モータースポーツとマツダは切っても切れない関係。それは陰と陽であり、エンドウ豆とニンジンのようなものだ」今回マツダから発行されたプレスリリースはこんな言葉で始まる。そんな精神に則り、日本では「アクセラ」「アテンザ」として販売されている2つの主力モデルに、「サーキットで見せる闘争心」からインスピレーションを受けたカスタマイズを施したそうだ。ただしそれは「砂埃にまみれた、荒々しいデザイン」ではなく、「美しい筋肉と情熱を感じさせる巧妙さ」による洗練されたものを目指したという。


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まずはモータースポーツのイメージを直接反映させた「クラブスポーツ」と名付けられたバージョン。「クラブスポーツ6」はマツダ6、すなわちアテンザの4ドア・セダンをベースに、特別な「コンポジット・グレイ」でボディを塗装し、前後とサイドにブリリアント・ブラック仕上げのマツダ・デザイン製エアロ・キットを装着。ルーフもブラックで塗り分け、ボディ・サイドにはグレイ・黒・赤の3色を用いた「視界を駆け抜けていくスピードを思い起こさせる」ラインが入っている。



H&R製スプリング・キットでローダウンさせた足回りには、レイズ製「57 Motorsport G07FXX」20インチ・ホイールと245/25R20サイズのヨコハマ「S.drive」タイヤを装着し、ブレンボ製6ピストン・キャリパーと380×32ドリルド・ローターを組み込み制動力も強化。さらにレーシング・ビート製エキゾーストを装備してスポーティなサウンドも加味されているという。


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マツダ3(アクセラ)をベースとした「クラブスポーツ3」の方は、同様のコンセプトながら5ドア・ハッチバックに相応しい元気の良いテイストでまとめたという。ボディ・カラーには「スレート・ホワイト」を採用し、クラブスポーツ6より大胆なグラフィックが施されている。メタリック・シルバーのラインはホイールを強調、ドアにモデル名「3」をゼッケン風に描き、ボンネットにはその中身を表す「SKYACTIV TECHNOLOGY 2.5」のロゴが。通常、市販モデルのアクセラには2.5リッター・エンジンは用意されていないが、これは「CX-5」から移植したものだそうだ。6速マニュアル・トランスミッションは2.0ガソリン・エンジンを搭載するアクセラのそれよりギア比が20%低められているという。

マツダ・デザイン製エアロキットはクラブスポーツ6同様、ボディ・カラーとコントラストを成すブリリアント・ブラックで塗られているが、アクセントとして赤いラインが入れられている。この北米で開発されたエアロ・キットは2014年から世界各国で発売される予定だとか。



サスペンションにはクスコ製コイルオーバー・キットを装着。ホイールはクラブスポーツ6と共通のレイズ製「57 Motorsport G07FXX」だが、タイヤは235/35R19サイズのブリヂストン製「ポテンザ RE-11」が選ばれている。クラブスポーツ6と同スペックのブレンボ製ブレーキやレーシング・ビート製エキゾーストに加え、こちらはウェーブトラック製ヘリカルLSDも装備しているそうだ。

インテリアは赤いアニリン・レザーがシートやドア内張、ダッシュボード、そしてステアリング・ホイールのセンター・ラインに使われ、スポーティかつ高級な雰囲気。アーム・レストやサイド・ブレーキ、シフト・レバーのブーツにはブラック・レザーを採用し、赤いスティッチが施されている。


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もう1台のアクセラ、「ベクター3」と名付けられた4ドア・セダンがベースのカスタム・モデルは「"速さ"から"ファッション"にギアをシフトした」という仕様。ボディ・カラーは市販モデルと同じ「ソウルレッド」のまま、マツダ・デザインが「ディープ・クリムゾン」と呼ぶカラーで「ベクター・パターン」を表現するランダムなラインを入れた。これは「アクティブなライフスタイル」や、ファッショナブルで機能的なスポーツ・ウェアがモチーフになっているらしい。



控え目なエアロ・キットにH&R製スプリング・キットとレイズ製19インチ「Volk Racing G25」ホイールを装着し、タイヤは225/40R19サイズのヨコハマ「S.drive」。ブレンボ製ブレーキも4ピストン・キャリパーに365×29ドリルド・ローターという、クラブスポーツよりやや控え目な仕様となる。


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そして「セラミック6」という名前のアテンザは「妥協なきパフォーマンスを型破りだが美しいデザインで着飾った」というカスタム。その名の通り「セラミック・ホワイト」塗装のマットなボディには「オートクチュールで仕立てられたドレスの布地を思わせる」という「トープ・シルバー」カラーのストライプが施され、「静謐で清浄な存在感を発散させている」とのこと。ベクター3と同デザインのレイズ製20インチ「Volk Racing G25」ホイールはボディ・ストライプと同じトープ・シルバーで仕上げられ、H&R製スプリング・キットとレーシング・ビート製デュアル・エキゾースト、そしてブレンボによる6ピストン・キャリパーと380×32ドリルド・ローターを装備する。



インテリアはさらに美しく凝った仕上がりで、高級ソフト・レザーを編み込んだシート表皮と複雑なバーガンディ色のスティッチは「ミラノのファッション・スタジオによる作品を思わせる」と説明されている。同じアテンザの4ドア・セダンがベースでも、「クラブスポーツ6はモータースポーツが行われるヒストリカル・ドライブ(歴史的なコース)を象徴し、セラミック6はロデオ・ドライブ(高級ショッピング街)を想起させる」そうだ。

アクセラ&アテンザと「魂動デザイン」の様々な可能性を見せてくれた北米マツダからの積極的な提案。あなたはどのカスタムがお気に召したであろうか?


By Hirokazu Kusakabe (Facebook)

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